私にとって、5月10日から15日までの「ビューティ花壇祭り」の宴が終わって、16日のトレードは、前日に配信された「日利1.5%トレーダー川合一啓の『株式トレード攻略』」の門下生対象の動画の中で、川合さんも警告していたように、気が大きくなって雑なトレードになりがちなところであるが、何とか気を引き締めて落ち着いたトレードをすることができたようだ。
居合抜き1分トレード~東邦チタニウム一本で勝負
5月16日は、15日の日経平均先物夜間取引の終値が、29,860円と前日比190円高と、大幅なプラスで終わったのに加え、米国市場も、15日のNYダウ(Dow Jones Industrial Average)が、33,348.60ドルと12日の終値に比べて47.98ドル高となり、ナスダック総合指数(NASDAQ Composite)は、12,365.21ポイントと12日の終値に比べて80.47ポイント高となり、日本市場も上昇する展開が予想された。
「居合抜き1分トレード」というのは、2022年4月4日付で掲載した「東証市場再編初日も好スタートのデイトレ」にあるように、前夜にトレード候補として抽出された東証プライム市場(旧1部)銘柄に関して、9時の寄り付き前の気配値を見て、寄り付きの成り行き売買で勝負する手法で、約定価格の0.5%から1%で利確、マイナス2%で損切というルールを持って行うデイトレードである。
東邦チタニウム(コード:5727)は、大阪チタニウムテクノロジーズ(コード:5726)と並んで、川合さんの「居合抜きツール」にも頻出する。
もちろん、ツールの形状が今一つのときは、トレードすることはないが、値動きが軽く、利益が取りやすいので、地合いが良く、ツールの形状が良いときは候補とすることも多い。
この日は、400株と私にしては勝負銘柄としてトレードした結果、首尾よく利確することができた。
新興市場株のトレード
5月16日の東証マザーズ指数の値動きは、寄り付きから一貫して下落トレンドだったので、どちらかというと「トルネード1%ツール(空売り推奨)」に目線を移してトレードした方が良さげな感じだった。
新興市場銘柄トレード適格基準 | 前日出来高比 | 前日5MA差異 | 日足形状 |
急騰傍受ツール(買い推奨) | 10倍以上 | 概ね6%以内 | 上昇基調であること |
トルネード1%ツール(空売り推奨) | 概ね7倍以内 | 10%以上 | 特に問わない |
まんだらけ~出来高急増銘柄に買いで勝負
まんだらけ(コード:2652)は、15日の決算が「上期経常は2.7倍増益で上振れ着地・通期計画を超過」となったことから、16日は寄り付きから急上昇した銘柄だ。
9時11分に「急騰傍受ツール(買い推奨)」でシグナルが出たとき、株価が1,843円、前日出来高比が19.98倍、前日5MA比が5.5%と、買いで行くにはほぼ理想形であった。
そこで、私は1,910円で300株を買建、利確ラインを2%(1,948円)に設定、首尾よく利確することができた。
KIYOラーニング~前日ストップ高銘柄を寄り付きでトレードしてみたが
KIYOラーニング(コード:7353)は、15日にストップ高で取引を終えた銘柄だった。
12日の決算が「Kラーニング、1-3月期(1Q)最終は赤字縮小で着地」ということだったので、16日もその勢いが続くかと思ってトライしてみた。
しかしながら、まるで「居合抜き1分トレード」のようにやっていれば、瞬時に利確だったのだが、そのように設定していなかったので、逆に損切の憂き目にあってしまった。
やはり、思い込みでトレードしてはダメということだな。
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