去る4月23日、私は千葉県の上総一ノ宮へ酔狂にもいちご狩りに行ってきた。
いちご狩りには季節外れだったので、それほど人がいなかったのだが、ゴールデンウイーク明けまでは営業しているようなので、興味のある方は行ってみるといいだろう。
ちなみに、横浜から上総一ノ宮へのチケット、品川から東京の区間を新幹線を使うとして発券してもらうと、途中下車が可能なものになるので、千葉県をより楽しむことができるだろう。
さて、昨年と今年では様相が違うかもしれないが、昨年のゴールデンウイークに行った「春の南房総~仁右衛門島と誕生寺へのエクスカーション」のときには、
房総方面の特急の指定席に空席が多かったことから日帰り旅行を決行した。
と書いていることから、近場の観光地は意外な穴場かもしれないのだ。
特急「わかしお5号」(東京 10:00-11:02 上総一ノ宮)
横浜から上総一ノ宮へ行くときは、横須賀線の直行列車を使うと、グリーン車にも乗れるし、快適な移動をすることができる。
ところが、それに乗れなかったときは、東京から特急に乗り換えると、同じような快適さで移動することができる。
えきねっとを使うと、千葉方面の特急は、直前予約でも35%引きの特急券が買えることがあるので、是非ともトライしてみるといいだろう。
いちご狩り@ベリータウン
JRの上総一ノ宮駅を下りると、すぐそばに観光案内所があるので、そこでいちご狩りの予約もしてもらうことができる。
私が予約してもらったのは、いちご狩りのベリータウンというところで、上総一ノ宮駅から歩いて行けるよとは言われたのだが、私はタクシーで行くことにした。(片道750円)
入園料の1,500円を払うと、いちごのヘタ入れの容器をもらえるので、制限時間の30分間、それぞれの場所を巡ることになる。
私が一番気に入ったのは、真紅の美鈴と呼ばれる黒いちご、これが一番美味しかったかな~
まあ、季節外れと言うこともあって、日曜日の割には空いていたこともあるが、家族連れには楽しめるところだなと感じた。
玉前神社
いちご狩りを楽しんだ後は玉前神社へ参拝する。
こちらは上総一ノ宮駅から余裕で歩けるのだが、いちご狩りの場所からは少し離れているので、タクシーで行くことにした。
この神社の社殿は、黒漆塗りの権現造りという珍しいものらしい。
ウェブサイトによれば、
貞享4(1687)年に造営され、建築様式は大唐破風・流れ入母屋権現造りで、銅板葺きです。
正面に高砂の彫刻があり、左甚五郎の作とも言われています。
棟札は大きく、表には奉造営 貞享4年3月13日大工棟梁大沼権兵衛とあり、裏面には13か村の名が記されています。
とある。かなり、古くから存在する由緒ある神社であることがわかる。
これは、千葉の県木イヌマキだと思うのだが、神社の中には、大小20本余りの木が群生して、お宮の杜を構成しているそうだ。
御朱印は残念ながら書き置きタイプのものだった。
コロナ禍になってからは、こういったものが増えたのだろうな。
ランチ@アゴッツォ(Agozzo)
玉前神社から上総一ノ宮駅へ至る道は、土産物屋やレストランが軒を並べているので、歩いて帰ることにした。
そのうちの一軒、アゴッツォ(Agozzo)という欧風料理のレストランに私は入った。
私が食したものは、ランチメニューの中にあった「地鶏もも肉のポワレ(パンとスープ付)」(1,880円)、なかなか美味しかったと思う。
外房線快速(上総一ノ宮 13:39-14:18 蘇我)+内房線(蘇我 14:21-14:27 千葉)
ランチを食した私は、上総一ノ宮から帰路につく。
私が乗った列車は東京行きの快速だったので、そのまま自宅まで帰っても良かったのだが、せっかく途中下車可能なチケットを発券してもらったので、千葉で下車することにした。
成田エクスプレス30号(千葉 15:20-16:16 横浜)
千葉と言えば、ちょうど1年前に「千葉神社で病気平癒の祈願」をしに来たのだが、今回は駅周辺を見回って終わりとなった。
帰りは、1年前と同じように成田エクスプレスで帰ることにした。
えきねっとを使ったら、直前予約でも35%引きの特急券が買えたからだ。
この日は朝から曇天であまり良い天気ではなかったのだが、帰宅する段になって晴れてきた。
1年前のコラムを読むと、
2022年も早5月になり、早いところ海外腎移植にお呼ばれしないのかと心待ちにしている日々である。
こんなことを書いていたのだが、とうとう呼ばれることはなく、今や、「NPO難病患者支援の会理事長逮捕で完全に頓挫した海外腎移植の目論見」となってしまったのは、運命の皮肉なのだろうか。
そう、世間では今日(4月29日)からゴールデンウイークに突入し、海外旅行へ行く人も多いと聞くが、こういったことも私には無縁のことになってしまったな~
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