去る4月14日、私は埼玉県草加市への神社めぐりの後で、「築地ワインスタンド88」をやっている荒木夫妻と懇親会をするために東京へ戻った。
当初は3人で・・・となるはずが、彼らを贔屓にしているお客さんも交えて銀座へ繰り出すことになった。
2021年6月25日の「悪夢の難病宣告~急速進行性糸球体腎炎」以来、酒席をできるだけ控えている私にとって、縁遠い街の一つになってしまったのが銀座だ。
まずは軽く毛利バーグランで喉を潤してから・・・というのはかつての私、今ではこれで帰宅することが多いのだが、この日は「透析が翌日なら少しは無理できるんじゃない?」という悪魔の囁きに、KENTO’S(ケントス) 銀座もお付き合いすることになった。
私たちがイトウさんという方に連れられて行ったKENTO’S(ケントス) 銀座は、大人しく飲むところではなく、オールディーズのサウンドが流れる1990年代を彷彿とさせるライブハウスだった。
店に入っていきなり流れ始めたのが、ノーランズ(The Nolans)のダンシングシスター(I’m In the Mood for Dancing)だから年代がわかろうというものだ。
店に入った当初は少し飲んだら帰るつもりだったのが、何だかんだ言って時計を見たら23時を回っていた。
途中合流したメグミさんから「何だ帰ったんじゃなかったの?」と言われる始末・・・(笑)
終電がなくなりそう(こんな思いをしたのはいつ以来だ?)になって、慌てて新橋駅に向かうと、そこには酔客がたくさん繰り出し、しかも半数以上がノーマスクだった。
何なんだ、朝の通勤時のマスクゾンビたちは・・・ホントに人の目対策のマスクなんだなと呆れながら、私は電車に乗り込んだ。
とにもかくにも、もう完全に日常が戻ったんじゃないかと思えた銀座の夜だった。
最後に、この日ごちそういただいたイトウ様、ありがとうございました。
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