去る3月1日、私とみもさん繋がりの男女6名が参集して、先月荒木夫妻が開店した「築地ワインスタンド88」で懇親会を催した。
私が、2月7日の開店初日に「あらっきー築地新店舗『築地ワインスタンド88』開店前祝い」というコラムを掲載して以来、多くのアクセス数を集めるほどの人気となったわけだが、このたび実店舗に行くことができたのである。
味の方は、今までのラバ吉(Lovers Kitchen)のパーティで実証済なので、安定の美味しさは保証済だ。
一方、価格の方は、インバウンドの外国人をターゲットにしているので、日本人からすると若干高めなことは否めない。
私たちがいる間も、外国人は軽く一杯やるかという感じで、入れ替わり立ち代わり来ていたが、日本人はなかなか足を踏み入れる方がいなかったようにも思う。
ただ、私は2018年5月17日付の「マイアミビーチのディナー、税・サービス料27%の衝撃」というコラムでこう書いたことがある。
2017年10月25日付のキャリコネニュースで紹介されていた「GACKT、飲食店のブラック企業化について『価格設定と人件費のバランスに問題』と指摘 『昼食が800~1000円は正直おかしい』」というのが正論だとすれば、マイアミビーチの食事代は高いとはいえ、先進国のサービス業従事者がまともな賃金をもらえる水準にするには致し方ないのかもしれないと・・・
そう、私はこのとき、2011年1月のニューヨークでのワールドインベスターズという投資家オフ会の一幕を思い出していた。
実は、この店の主人のあらっきーもワールドインベスターズで繋がった一人なのだ。
このときの私は「アメリカ・メキシコ・グアテマラ旅行」の途上で、ニューヨ-クは最後の訪問地だった。
私は旅行記にこう記している。
二次会はCampbell Apartmentの中にあるバーへ、ここもたくさんの人で賑わっていて、miminyさん曰く、チップを渡して席を設けてもらわないといつになっても座れないとのこと、リーマンショック前はウォール街の金融マンたちが100ドル札(8,290円)をチップとして渡していたなどという話を聞くと、何か金銭感覚が麻痺してくるような感じがした。
ただチップ込みで1杯20ドル(1,660円)程度の飲み物が標準価格のバーでは、不思議でも何でもない光景だったのだろう。
そう、私は、10年以上前の旅行で、このようなカルチャーショックを味わっていたのだ。
当時の為替レートは1USDが82.9円、今となっては信じられないほどの超円高でこうだったのだ。
こうした国から日本に来ると、いかに日本が安く観光できるかということを実感できるだろう。
私たちはここでランチを食した後、二次会ということで朝日新聞社ビルの中にあるレストランアラスカでお茶をすることにした。
あらっきーの店は立食なので、身体障害者の私にとっては長時間の滞在がキツイからだ。(苦笑)
最後に店舗情報を再掲しよう。
築地ワインスタンド88
東京都中央区築地4-10-14 加藤ビル1階5番
(東京メトロ大江戸線 築地市場駅A1出口すぐ)
Tel:070-9118-2109
営業時間:AM9:30~PM3:00
定休日:月曜日
Facebook:築地ワインスタンド88
自宅からは遠いので頻繁に行くことはできないけれど、また機会があれば再訪しようと思う。
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