2023年の初詣は茨城県にある鹿島神宮まで遠征することにした。
昨年から年金生活者になった私は、初詣は、混雑を避けて、平日に地元の神社にでも行こうかと思っていたのだが、1月8日の臨時特急「開運初詣号」の指定券が取れたので、それに乗って行くことにしたのだ。
私が乗ったのは「開運初詣号」という、いかにも縁起が良さそうな列車なのだが、1月の3連休というJRの混雑が予想された割には、車内は意外に空いていた。
ただ、新宿発8時28分という時間に出発するので、この日は朝食抜きで自宅を出発しなければならず、なかなかキツイものがあった。
もっとも朝食は車内で食べることにしたのだが、携帯充電用のコンセントがない車両だったのが残念だった。
おそらくは、2022年11月13日に乗った「谷川岳もぐら号」同様、臨時で走らせる特急列車にはコンセントがないタイプの車両を充てるのであろうか。
鹿島神宮駅に着いたのは10時46分、1月の3連休だと、まだ初詣の混雑が収まらないだろうと思って、帰りも「開運初詣号」(鹿島神宮 15:30-17:43 新宿)のチケットを取っておいたのだが、参道の空き具合を見ると、さすがに初詣に4時間かかることはなさそうだった。
JR鹿島神宮駅から鹿島神宮までは徒歩10分程度、案内表示もあるし、初詣客と思しき人たちが歩いているので、迷うことはない。
ただ、その分、参拝客は多めで、至る所に行列ができていた。
まあ、それでも長蛇の列というわけではなく、多少並べば順番が回ってくるレベルのものだった。
この鳥居をくぐって参拝するのだが、混雑時はくぐらなくても参拝できるとのアナウンスが繰り返し流れる。
それほど行列ができていたわけではなかったので、私は鳥居をくぐって参拝することにした。
御朱印は原則として手書きしてくれるのだが、混雑が予想される3が日(1月1日から3日)と1月の土日祝日は書き置きタイプのものが供されると書かれていた。
せっかくなので「除災招福」の祈祷もやってもらおうと思ったのだが、神殿ではマスクをしていないと云々で、マスクのできない私は中に入れてもらえず、初穂料と引き換えに、お札とお守りをもらうことになった。
屋外でも相変わらずマスク姿の参拝客だらけで、神社でもらった「鹿島大助で疫病退散!コロナウイルス退散!」というカードが虚しいと思ったのは私だけだろうか。
日本におけるコロナウイルスが、コレラや天然痘並みに撲滅に近い状態にならない限り、日本人はマスクをやめないだろうし、所謂コロナ騒動は忖度マスクを日本人が付け続ける限り、収束などしないからだ。
2021年9月15日付で掲載した「アフターコロナ時代は日本でもマスクを外せるか」で、私は、”アフターコロナ時代に世界でマスクをする人~真の病人、犯罪者、日本人”と皮肉交じりに書いたが、まさにその通りになりつつある新年の世相だった。
第7波とか第8波とか報じられて、多くの人はびくついているようだが、マスクなどしてもしなくとも同じ(感染者が増える)だったら、諸外国のようにマスクをしない(ノーマルに戻す)という選択にならないのかと思う。
初詣が終わったのは予想外に早く、12時過ぎには神社を出ることができた。
どこでランチを取ろうかと思って探したところ、「お食事処 鈴章」というところで、鯰料理を食べさせてくれるとあったので、そこに入ってみた。
食べてみて思ったのは、う~んだったかな。(苦笑)
鹿島神宮駅から復路の列車に乗ったのは13時23分、予定より2時間も早かった。
当初の予定では15時30分発の特急「開運初詣号」に乗ることにしていたのだが、普通列車を乗り継いで帰った方が早く自宅に着けそうだったからだ。
とりあえず、2023年の初詣は終了、今年も神社めぐりは続くのかな~
コメント