6月22日は、寝坊をしてしまったことで、日課にしている「居合抜き1分トレード」をすることができなかった。
しかしながら、この日は前日から持ち越した急騰銘柄を決済できたことにより、私にしてみれば稀に見る大勝利を飾ることができた。
22日の地合い検証
6月22日は、21日の日経平均先物夜間取引の終値が、26,480円と前日比250円高と、大幅なプラスで終わったのに加え、米国市場も、NYダウ(Dow Jones Industrial Average)が、30,530.25ドルと17日の終値に比べて641.47ドル高、ナスダック総合指数(NASDAQ Composite)は、11,069.30ポイントと17日の終値に比べて270.95ポイント高となり、日本市場も上昇が見込まれる展開となるはずだった。
それにもかかわらず、日経平均株価のチャートが寄り付きから低調だったということは、高寄り後に急落したためで、そうなると、「居合抜き1分トレード」は、候補銘柄の多くが逆行した可能性が高く、できなかった方が良かったと言えるだろう。
ちなみに、「居合抜き1分トレード」というのは、2022年4月4日付で掲載した「東証市場再編初日も好スタートのデイトレ」にあるように、前夜にトレード候補として抽出された東証プライム市場(旧1部)銘柄に関して、9時の寄り付き前の気配値を見て、寄り付きの成り行き売買で勝負する手法で、約定価格の0.5%から1%で利確、マイナス2%で損切というルールを持って行うデイトレードを言う。
新興市場銘柄のトレード
22日は東証マザーズ指数も寄り高で急落するという展開になっており、地合いは決して良いとは言えなかった。
こういったときは、川合ツールも「急騰傍受ツール(買い推奨)」よりは「トルネード1%ツール(旧名称:マザーズ1%ツール:空売り推奨)」の方に目線を置いた方が成功しやすい。
トリプルアイズ~前日からの持ち越し銘柄を決済
これは、22日のトリプルアイズ(コード:5026)の基本情報画面なのだが、前日は「急騰傍受ツール」に頻出して、最後はストップ高、そして、この日は9時15分まで寄り付かずに、寄り付いた後は下落という展開になっている。
上述したように、私は寝坊したので、起きたときに、株価が1,500円台で再上昇を始めたときだったことが幸い、慌ててトレイリング注文を入れた結果、しばらくして決済されていたということだ。
結果的には、2日またぎで大勝利、デイトレードで完結させる川合式としては珍しいケースと言えよう。
ワンダープラネット~あざ笑い銘柄を買いで勝負
私がこの日に唯一トレードした銘柄は、ワンダープラネット(コード:4199)なのだが、この日は、川合ツール(急騰傍受、トルネード1%)の双方に同じくらいの時間帯にシグナルが出現している。
まずは、10時9分に出た「トルネード1%ツール(旧名称:マザーズ1%ツール、空売り推奨)」のシグナル3で、この時は、株価2,206円、前日出来高比4.14倍、前日5MA比17.2%で、絶好の空売り銘柄に思えた。
新興市場銘柄トレード適格基準 | 前日出来高比 | 前日5MA差異 | 日足形状 |
急騰傍受ツール(買い推奨) | 10倍以上 | 概ね6%以内 | 上昇基調であること |
トルネード1%ツール(空売り推奨) | 概ね7倍以内 | 10%以上 | 特に問わない |
一方、「急騰傍受ツール」は、10時11分と、16分に出現している。
そして、株価の推移は、それぞれ2,218円、2,224円と堅実に上昇している。
つまり、20日のENECHANGE(コード:4169)と同じで、「トルネード1%ツール」側から見ると、あざ笑い銘柄で、しばらくは上昇する可能性が高いと思った。
結果はどうなったか。
建値が2,219円と2,225円に対し、それぞれ1%の利確水準で指値をしたところ、首尾よく利確、その後は下落に転じていたので、私の見立ては正しかったと言えた。
いずれにせよ、22日のトレードは寝坊したおかげで利益が膨らんだと言ってもいいかもしれなかった。
コメント