6月9日の川合式デイトレードは、前日に急騰した新興市場銘柄に狙いをつけ、寄り付き直後の値動きを見てトレードして、成功を収めたので紹介したいと思う。
これと反対のことを、2021年10月17日付で「川合式デイトレード、前日の急騰銘柄が空売りの好適銘柄か」で書いているが、奇しくも、このときと9日は同じ銘柄をトレードしたみたいだ。(笑)
居合抜き1分トレード~日本郵船の空売り
6月9日は、8日の日経平均先物夜間取引の終値が、28,100円と前日比90円安と、反落したのに加え、米国市場も、NYダウ(Dow Jones Industrial Average)が、32,910.90ドルと7日の終値に比べて269.24ドル安、ナスダック総合指数(NASDAQ Composite)は、12,086.27ポイントと7日の終値に比べて88.96ポイント安となり、日本市場も厳しい展開が見込まれた。
「居合抜き1分トレード」というのは、2022年4月4日付で掲載した「東証市場再編初日も好スタートのデイトレ」にあるように、前夜にトレード候補として抽出された東証プライム市場(旧1部)銘柄に関して、9時の寄り付き前の気配値を見て、寄り付きの成り行き売買で勝負する手法で、約定価格の0.5%から1%で利確、マイナス2%で損切というルールを持って行うデイトレードである。
9日のトレードで「居合抜き1分トレード」は寄り付き前の銘柄選択において、「居合抜きツール」のお世話になった。
私がトレード候補として選んだのは、常設銘柄の日本郵船(コード:9101)、「居合抜きツール」の形状で、成り行き売りの増加を示す緑の棒グラフが時間の経過とともに伸び、気配値を示す折れ線グラフが右肩下がりになったことでゴーサインを出したところ、首尾よく利確できたわけだ。
新興市場株のトレード~ENECHANGEの買い
ここ数日の東証マザーズ指数は、底打ち機運が出てきたのかと思わせる値動きになっている。
そこで、私は、8日(川合さんの実況中継、4か月ぶりのフル参加)でトレードした新興市場銘柄で、ここ数日の値動きが良く、急騰傍受ツールでシグナルが出現したENECHANGE(コード:4169)を寄り付きの時点で判断してトレードすることにした。
つまり、上げて始まれば買い、利確が嵩んで下げて始まれば見送りと決め、始値(746円)からの動きを注視した。
結果は棒上げとも言える状況で、私が750円で建値をしたものに対し、わずか数分で、利確ポイント(3%)とした価格(773円)をも超えて約定した。
私はこれでも十分満足だったが、少したってチャートを見ると、ストップ高になっていた。
私が利確した結果に満足していると、ENECHANGE(コード:4169)に関して「急騰傍受ツール」にシグナルが出現していた。
新興市場銘柄トレード適格基準 | 前日出来高比 | 前日5MA差異 | 日足形状 |
急騰傍受ツール(買い推奨) | 10倍以上 | 概ね6%以内 | 上昇基調であること |
トルネード1%ツール(空売り推奨) | 概ね7倍以内 | 10%以上 | 特に問わない |
9時16分、株価758円、前日出来高比7.23倍、前日5MA比20.7倍、ツールのシグナルを見てトレードしていたら、おそらく見送りにしただろうなと思う。
ちなみに、この銘柄は13日にもお世話になっているのだが、このときは「トルネード1%急降下砲(旧名称:マザーズ1%ツール)」にシグナルが出たので、迷わずに空売りを仕掛けた。
私がコラムにした「川合式デイトレード、前日の急騰銘柄が空売りの好適銘柄か」にモロに合致するものだったからだ。
コメント
おつかれさまです。
ハッサンさんのトレード法は、居合抜きとトリプルメソッドを融合させたような、独自の視点のもので興味深いです!勉強になります。
いまは川合先生の公開トレードで勉強中です、来週も続くので集中していきたいですね。
良い週末をお過ごしください。
コメントありがとうございます。
私も先週は一般公開の実況中継を見ておりました。
20日から22日もやるようなので、楽しみですね。
お互いに今後とも頑張っていきましょう。