去る5月23日の「元祖金運神社の新屋山神社と北口本宮富士浅間神社へ参拝」ということで、行ってきた新屋山神社、果たして、このご利益はさっそく出たのだろうか。
そう、23日は平日なので、川合式デイトレードをやる日なのだが、9時の時点では移動中、iPhoneだけでトレードしないといけないので、あまり細かな分析はできない。
こうした中では、トレードをやらないという手もあったのだが、私はあえてトライしてみることにした。
居合抜き1分トレード
5月23日は、20日の日経平均先物夜間取引の終値が、26,750円と前日比20円安と、小幅なマイナスで終わったのに対し、米国市場は、NYダウ(Dow Jones Industrial Average)が、31,261.90ドルと19日の終値に比べて8.77ドル高、ナスダック総合指数(NASDAQ Composite)は、11,354.62ポイントと19日の終値に比べて33.88ポイント安となり、日本市場はどっちつかずの展開が予想された。
「居合抜き1分トレード」というのは、2022年4月4日付で掲載した「東証市場再編初日も好スタートのデイトレ」にあるように、前夜にトレード候補として抽出された東証プライム市場(旧1部)銘柄に関して、9時の寄り付き前の気配値を見て、寄り付きの成り行き売買で勝負する手法で、約定価格の0.5%から1%で利確、マイナス2%で損切というルールを持って行うデイトレードである。
ルネサスエレクトロニクス~危なげなく1%利確
私が、iPhoneだけでトレードするときは、「居合抜きツール」のすべての候補銘柄を見るのではなく、とりあえず常設銘柄となっている16銘柄だけを見ることにしている。
そのうちの一つが、ルネサスエレクトロニクス(コード:6723)で、この日も始値(1,485円)からわずか数分で1%利確ライン(1,500円)に到達した。
この日は値嵩株をメインにしていたので、わずか100株だけのトレードだったが、こちらをメインにすれば良かったと思ったほどだった。
日本郵船~0.5%利確とはいうものの
そして、この日のメインに据えたのは、日本郵船(コード:9101)だ。
しかしながら、始値(10,130円)からわずか数分で1%利確ラインに達していたものを、セット注文(新規建注文と同時に、新規建注文に対する返済注文の発注をすること)を設定し忘れていたために、利確のチャンスを逃してしまった。
その後、利確ラインを0.5%に設定してチャンスを窺っていたが、結果は10,160円で決済されてしまい、利確はしたものの、う~んという結果になってしまった。
その後は前場の終わりの上昇を見て、再度買いを入れたものの、思ったよりも上昇の勢いはなく、大引けで決済するように設定していたものが、結果として利確を産んだということになった。
全体的に、損失を被らなかったのが良かったということになろうか。
新興市場株のトレード
2021年10月14日の高値(1368.19)から長期下落トレンドの東証マザーズ指数、5月23日は珍しく上昇したが、やはり目線は戻り売りが基本になるだろう。
そして、私が送られてくるメールの中に、マザーズ1%ツール(空売り推奨)でシグナルが出たHENNGE(コード:4475)を見つけたとき、ちょっとやってみようという衝動に駆られた。
新興市場銘柄トレード適格基準 | 前日出来高比 | 前日5MA差異 | 日足形状 |
急騰傍受ツール(買い推奨) | 10倍以上 | 概ね6%以内 | 上昇基調であること |
マザーズ1%ツール(空売り推奨) | 概ね7倍以内 | 10%以上 | 特に問わない |
こういうときに、本当に衝動でやるとたいてい負けるのだが、日足が上昇トレンドではなく、前日5MA差異が9.6%、前日出来高比が1.5倍と、空売りを仕掛けるには良さそうな環境だったので、シグナルは1であったが、トライをすることにした。
結果は2回トライして、いずれも利確はしたものの、思ったよりも値幅は取れなかった。
もしかすると、もっといい銘柄があったかもしれないが、観光しながら、iPhoneだけでトレードするにはこれが限界だった。
やはり、トレードは落ち着いた環境でやらないとダメだなと思う反面、損失を被らなかったのは、ご利益があったということなのかなと思う。
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