JR西日本の観光列車「La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)」が岡山から宇野・尾道・日生・琴平の4方面へ、特定月の週末と祝日に運転されている。(2022年1月20日 JR西日本ー観光列車La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ) 2022年度 春夏の運転計画について)
4月の土日は、岡山と宇野間で運転される「ラ・マルせとうち」で、私は、岡山と三原を結ぶ「ラ・マルしまなみ」に乗りたかったのだが、こちらは5月の運転のようだ。
10日の私の最終目的地は広島だったので、「ラ・マルしまなみ」と、観光型高速クルーザー「SEA SPICA(シースピカ)」の組み合わせが最上だったのだが、観光列車の運転日に当たっていなければやむを得ない。
倉敷から宇野まで移動
4月10日のスケジュールは、「ラ・マルせとうち」に乗るために、いろいろ予定を組み合わせたのだが、最初は「サンライズ瀬戸」で高松まで行って、そこから四国汽船のフェリーに乗って、直島経由で宇野に戻るというプランを立てたが、私は倉敷美観地区の方に食指が動いたので、午前中は「倉敷美観地区と水島臨海午後に鉄道」を見て、午後になってから宇野へ移動することにした。
私が辿ったルートは、「倉敷 11:55-12:12 岡山 12:42-『快速・マリンライナー31号』-12:55 茶屋町 13:11-13:34 宇野」なのだが、もう1時間遅くとも十分間に合った。
ただ、倉敷で買った駅弁をどこで食べるかというのは、結局、岡山駅のホームにあったベンチで食べることにした。
列車の中ではいずれの区間も乗車時間が短すぎて難しそうだったからだ。
また、「サンライズ瀬戸」と「ラ・マルせとうち」の乗り継ぎ時間がもっと短ければ、下り列車(岡山 10:11-11:10 宇野)に乗ろうと思ったのだが、さすがに3時間というのは中途半端過ぎる間隔だった。
ラ・マルせとうち号に乗車
宇野駅
宇野に到着した私は、駅前にあるUNO HotelのレストランBLUNOで充電タイムとした。
朝から写真を撮りまくってバッテリーがかなり消耗していたので、これは助かったと思う。
「ラ・マルせとうち」の上り列車は、宇野を15時に出発するのだが、駅には下り列車が到着したままずっと止まっているので、外観だけの写真撮影はいつでもできる。
私はホテルでの休憩を切り上げて、30分前に宇野駅に戻ると、すでにスタッフがスタンバイして乗車の案内をしていた。
もちろん、列車をバックに写真を撮ってもらうこともできるので、時間の許す限り、やってもらうといいだろう。
私が最初取った座席はお一人様用のカウンター席だったのだが、意外に窮屈な感じがしたので、2人用のシートに代えてもらった。
チケットを取ったときも意外にガラガラなんだなと思ったいたら、当日もその場でチケットを買えるほど空いていた。
八浜駅
宇野を出発すると、10分ほどで八浜という駅に止まって撮影タイムが始まる。
途中の駅では乗客の乗降はできないが、「宇野みなと線 駅アートプロジェクト」と銘打って、宇野、備前田井駅、八浜、常山駅で、現代アート作家エステル・ストッカー氏が描いた駅アート装飾が実施されている。
どうやら下り列車は、常山と備前田井で、上り列車は、八浜だけに停車するようだ。
ところで、車内のカウンターでは茶菓子やお土産の販売が行われているが、「旅するせとうちスイーツBOX」(1,500円)は、freshtart STYLEのウェブサイトから事前予約となる。
さすがに5個入りだと多すぎたかな。(笑)
アンパンマン列車と交換~早島駅
岡山を15時5分に出発した「特急・南風15号」(アンパンマン列車)と交換になるのが早島駅、ここではホームに降りて、双方がすれ違うところを写真に収めることができる。
私は、特急だけしか写さなかったのだが、もっと早く歩道橋の上にいれば、双方が入った綺麗な写真を撮れるだろう。
新幹線に乗り継いで広島へ
岡山へ到着した私は、この日の最後の移動となる「のぞみ35号」に乗り継ぐ。
これは、「サンライズ瀬戸」と新幹線の乗り継ぎ割引が効くので、できるだけ同じタイミングで購入した方がいい。
チケットを買ったときは空いていそうな雰囲気だったのだが、いざ乗ってみると、指定席はかなりの混み具合、事前に指定券を買っておいて良かったと思う。
シェラトングランドホテル広島(Sheraton Grand Hotel Hiroshima)
私が今回の宿泊先をシェラトングランドホテル広島(Sheraton Grand Hotel Hiroshima)にしたのは、私がいつか乗りたいと思っていた寝台特急「サンライズ瀬戸」のチケットが取れたからだ。
そして、今年の6月30日で有効期限が切れるMarriott Bonvoyアメックス・プレミアム(旧SPGアメックス)の無料宿泊特典をどこで使うかとなったとき、選択肢の一つがここだったわけである。
屋内温水プール
ホテルにチェックインした私がさっそく行ったところは、屋内温水プール(1,650円:6時から22時)である。
今日1日の観光で疲れていたのも事実だが、腎疾患を患っている私は、夜の街に飲みに行くことができないので、精一杯ホテルのアクティビティを使おうと思ったからだ。
同じ日なら均一料金でプールが使えるので、夕食前と夕食後の双方でプールを楽しもうと思った私だが、あまりの水温の低さに音を上げた。
もちろん、冷水のわけはなかったが、日本人には冷たさすぎる温度だった。
私はジャグジーで身体を温め、シャワーを浴びて、プールを出ることにした。
室内の温水プールとはいえ、ここは夏に来た方がいいと思う。(笑)
日本食「雅庭」
この日の夕食は、ホテルの7階にある日本食「雅庭」、宿泊者特典で半額になるとはいえ、かなりリッチなものになった。
ここで私が選んだのは、お上品な「会席・雅」だ。
まずは、先附の「合鴨ロース カマンベールチーズフライ 海老茄子オランダ煮 ミニアスパラ 美味ソース」から
続いて、造りの「旬のもの 四種盛り 芽物一式」
焼物は、プラス1,100円で、A3サーロインステーキに変更した。
油物は「穴子の天麩羅 富貴のとう 赤黄パブリカ」
温物は「すき焼き玉〆 和牛・新じゃが・白滝・新玉・占地 七味 龍甲餡」
いよいよ締めが近づいてきたかな。「留椀 香の物付 炊込み御飯」
そして、デザートは「広島レモンムース」で終わりとなった。
今の私はこれで全日程終了、部屋で大人しく本を読んでご就寝、せっかくまん延防止等重点措置も何もないのに、夜の街へ行けないのが残念だ。
健康を損ねると、どれだけ行動に制約をきたすか、この2年間で存分に味わったよ。
せめて、海外腎移植だけでも早いところ済ませて、国内旅行は自由に行きたいところだね。
そう言えば、10日は「佐々木朗希、記録ずくめの完全試合達成」でスポーツニュースが盛り上がっていたね。
大したものだ!
もうメジャーリーグからのオファーが来るのも時間の問題かな。
2022年4月 岡山・広島旅行のトピックス
コメント