2020年の旅デビューは真鶴日帰り~ビーチにも行ってみた

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横浜駅

2020年8月21日、ついに私は負傷事故後のハンディを乗り越えて、初めての旅行(というより遠足)に行ってきた。

えきねっと(JR東日本)の日帰りグルメツアーの中にあった「列車で行く日帰り旅行 真鶴で新鮮な地魚を味わう」(1名利用可、出発日 7月1日から9月30日まで)というもので、現地で何をするかは自由なので、今の私にはピッタリのツアーだった。

それにツアー代金の決済に、大人の休日倶楽部ミドルカードを使えば、5%割引の料金となったことも幸いだった。

東海道本線で真鶴へ向かう

日帰り「真鶴で新鮮な地魚を味わう」のJRチケット

私が旅行というものをしたのはいつ以来だろうか。

2019年11月の台湾・香港旅行だから、およそ9か月ぶりということになる。
その間、私は大怪我をして入院し、パスポートは失効し、春からのコロナ禍で海外旅行はおろか、国内旅行も困難な情勢になった。

リハビリの効果が出始めて、6月から飲み会に行けるようになったので、今度は旅行にチャレンジすることにした。
まずは近場の日帰り旅行からなのだが、今回の旅行の申し込みと軌を一にして、青春18きっぷをヤフオクで落札した。(2020年8月19日-青春18きっぷ、ヤフオクvs.金券ショップ 得なのはどちらか

横浜駅

ところが、思わぬところでハードルがあった。
金曜日の横浜発7時55分の電車(真鶴着 9時3分)に乗るためには、ラッシュアワーの時間帯に、相鉄線で横浜に行かなければならないのだ。
普通の人にとっては何でもないことだが、片杖歩行の私にとっては大きなハードルの一つだった。

しかしながら、私には大きな自信があった。
1週間前の「終戦記念日に半沢直樹饅頭買って靖国神社へ行ってみた」という輝かしい(!?)実績があったからだ。
炎天下の靖国神社で90分間立っていたことを思えば、冷房の効いた相鉄線の20分間は、どうということはなかった。

しかも、相鉄線も私がサラリーマンをやっていたときに比べれば、コロナ禍による通勤・通学の抑制で、思ったより空いていたのだ。
でも、ラッシュ時間帯の首都圏では、誰も席を譲ってくれることはなかったけどね・・・(笑)

バスでケープ真鶴へ

真鶴駅

ケープ真鶴へ行くには自家用車で行くのが最も容易い方法なのだが、公共交通機関を使う場合は、JR真鶴駅から真鶴町コミュニティバスで終点まで行くか、魚市場で下車して、真鶴半島遊覧船に乗るかのいずれかになる。

私は、当初、遊覧船に乗って、外洋から三ツ石海岸の写真を撮ろうと思ったのだが、魚市場でバスを降りるか迷っているうちに、終点まで行ってしまったので、そのまま陸から行くことにした。
やはり、真鶴駅前の観光案内所が9時半からしかやっていなかったので、現地で情報収集ができず、痛かったというべきだろうか。

それにしても思う。
観光案内所に貼ってある「新型コロナウイルス感染予防の観点から観光協会では、マスク着用拒否されるお客様には自転車をお貸しできません。」というものは、いったい何のジョークなのか。
熱中症で死ぬかもしれない気候の中で、マスクをして自転車に乗れと言うのだろうか。

ケープ真鶴-三ツ石海岸

真鶴の景勝地の一つである三ツ石海岸は、バス停(駐車場)からの上り下りがツライという熟年トラベラーと思しき書き込みがあり、私も彼らと遜色ないレベルなので、陸から行くと、往復にどの程度時間がかかるか読めなかった。

おまけに、この日も猛暑日で、気象庁が危険な暑さと言うレベル、適度なところで絵になる写真が撮れたら帰ろうと思った。
何しろ、帰りのバスは、1時間後、私は階段の上り下りが、トントン拍子にはいかないからだ。

ケープ真鶴-三ツ石海岸

ブランコをバックに自撮りしている時間がもったいない。(笑)
坂の途中から下を見たら、この写真でいいんじゃねえ~と帰ろうかとも思った。

ケープ真鶴-三ツ石海岸

時計を見たら、もう少し下まで行ける気がしてきた。

ケープ真鶴-三ツ石海岸

道自体は歩きやすいが、上りのことを考えると、気が滅入る暑さだった。
下りでさえ、坂の途中まで歩いてくるだけでも汗だくだったからだ。

ケープ真鶴-三ツ石海岸

この岩場が最難関、自分でもよく歩けたと感心!
もう健常者と同じではないかという心の声がするが、歩き方は幼児のようだ。

ケープ真鶴-三ツ石海岸

近くにいた家族連れに写真を撮ってもらうが、あまりの暑さに、ずっぽしタオルが役にたつ。
ちなみに、ケープ真鶴のバス停(駐車場)からここまで、下りが私の足で20分で来たので、帰りは2倍の時間がかかるとすれば、そろそろ引き返さないといけない。

前方の海で遊んでいる人もいたが、そこまで岩場を歩き続けるのは、今の私には無理だった。
おそらく、負傷事故前の私なら、バス便の時刻に構わず、海に飛び込んでいたと思う。
すでに着ていた服は、そのまま海に飛び込んでも問題ないほど、汗まみれだったからだ。

貴船神社

貴船神社

ケープ真鶴から真鶴町コミュニティバスの折り返し便に乗り、宮前停留所で下車すると、目の前に貴船神社がある。
ただ、正月でもお祭りの時期でもないので、ほとんど参拝者はいないようだ。

貴船神社

せっかく御朱印帳を持ってきたので、お参りをしなければと、一歩踏み出した途端に私は帰ろうかと思った。
いやはや何段あるのだ・・・と上を見上げる。

片杖で少しだけ上がってみて、疲れてダメなら引き返そうとやってみたら、意外に上まで登れた。
おお~と自分で感動した。

貴船神社

ここまで来ると、車で参拝しに来た人が何人かいる。
「階段上らないとご利益なさそうだな~」などと言いながら、目の前を通り過ぎる爺さんたちを見ながら、汗だくになっている自分はご利益あるかな~とか思う。

貴船神社

ここの御朱印は、参拝者が持参した御朱印帳に、直接御朱印を押印せず、予め御朱印が押印・墨書された別紙(書き置き等)を手渡す形になっている。
一般のものが300円、私がもらった「貴船まつり」のものが500円だ。

ちなみに、ここは公衆トイレも新型コロナウイルス感染症対策のために閉鎖しているとあった。
感染を気にしながら掃除をするのが大変なのはわかるが、真鶴町は、レンタサイクルの件といい、ちょっとやり過ぎではないだろうか。

昼食@地魚料理 いずみ

日帰り「真鶴で新鮮な地魚を味わう」のミールバウチャー

これが今回のツアーの目玉だ。(笑)
真鶴町内のレストランで食事をしようというもので、指定された店舗の中から自分で選ぶ。
まさに「Go To Eatキャンペーン事業」、ここにあり・・・(ちょっと違うかな)

地魚料理 いずみ

私が「地魚料理 いずみ」(営業時間:11時から15時、水曜休)に行ったのは、時間が合えば、食後に真鶴半島遊覧船でも乗ろうかと、魚市場バス停まで歩いて行ったときに、目の前にあった店だったからだ。

地魚料理 いずみ

ちなみに、びゅうトラベルの案内より、それ以外の店はというと、

  1. しょうとく丸(営業時間:11時から17時、火曜休)(最寄り:里地バス停)
  2. 真鶴 魚座(営業時間:11時から14時半、不定休)(最寄り:魚市場バス停)
  3. 磯料理 丸入(営業時間:11時半から15時半、金曜休)(最寄り:魚市場バス停)
  4. 磯料理 湊原忠(営業時間:11時から17時、火曜休)(最寄り:魚市場バス停)
  5. 旅館 鯛納屋(営業時間:11時半から14時半、水曜休)(最寄り:JR真鶴駅)
  6. 旅館 まるなか(営業時間:11時から15時、火曜休)(2020年7月26日閉館)
  7. 福寿司(営業時間:11時から20時、水曜休)(最寄り:JR真鶴駅)
  8. 大松(営業時間:11時から18時、不定休)(最寄り:JR真鶴駅)

地魚料理 いずみ

いつもは不足がちな魚系(シーフード)がたくさん食べられたのはなかなか良かった。
料理の方も刺身だけでなく、かなり盛りだくさんでかなり満足だった。
提供内容は、びゅうオリジナル定食とあったが、いずみの場合は、内容からすると「さしみ定食(竹)」(2,700円)に近かったように思う。

地魚料理 いずみ

岩海岸で海水浴にトライ

岩海岸

今回のツアーの特典として、最終行程表の提示で、中川一政美術館と、遠藤貝類博物館の入場料が割引になると書かれていた。

しかしながら、これらの場所に行くには、真鶴町コミュニティバスで再度、ケープ真鶴の方へ戻らないといけないのと、屋内であるがゆえに、マスク着用を要求されるのは間違いないと思われたので、行くのをやめた。

そういった意味では、遊覧船に乗るのもやめて正解だったかもしれない。

岩海岸

代わりに行ったのは、岩海岸(海水浴場)、地方都市のあるあるで、真鶴駅でのバス路線相互の接続が極めて悪いので、タクシーを使うことにした。

魚市場を12時42分に出たケープ真鶴線のバスが、真鶴駅に着くのが12時54分、岩海岸へ向かう岩線のバスが12時50分発というバカげたダイヤがどうやったら組めるのかと思う。
こうしたところに工夫がなく、乗客がいないなどと嘆く地方都市の公共交通政策の担当者が日本にはあまりにも多い。

私が3年前に掲載した「外国人観光客誘致による地方再生には外国語情報の充実が不可欠だ」でも紹介したステファン・シャウエッカー(Stefan Schauwecker)氏の著書「外国人だけが知っている美しい日本 ~スイス人の私が愛する人と街と自然~」でも指摘されている地方交通の接続の悪さを、日本の地方自治体担当者は自らが音頭を取って即座に改善すべきだろう。

岩海岸

2020年の神奈川県下の海水浴場は、新型コロナウイルス感染防止対策の元で、25か所すべてが開設されなくなった。(2020年6月14日 東京新聞-コロナ対策で「海水浴場」のない夏 監視員不在で海が無法地帯化?

私が行った岩海岸も例外ではなく、人影はまばらで、むしろ、在日外国人が遊んでいるのが目についたほどだ。
海の家がなく、パラソルなどの貸し出しもないので、日除け用のテント持参で来ているグループもあった。

また、真鶴駅から岩海岸に来た時に乗ったタクシー(740円)のドライバー曰く、「静岡県は海水浴場をやっているのに、神奈川県は全部閉めちゃったから、商売上がったりだな。」と嘆いていた。
ここだと、静岡県はすぐそばだから、そのような発想になるのかもしれないが、今年の観光業は全国的にそのような状況なのだろうと肌身で感じた。

岩海岸

Shizen Gate(子どもと100倍楽しむ自然の遊び場)にある「真鶴半島 岩海岸」の記事によれば、ここは、入り江のため、波も穏やかで、夏は海水浴場として多くの家族連れでにぎわうとあった。

これが私がここに来た理由だ。
砂浜を杖なしで歩いて、海に足を入れ、再度戻って来れるか。
1~2回練習しているうちにうまく歩けるようになり、ついには海の中で平泳ぎをして帰ってこれるようになった。

おお~と自分で感動した。
ただ、波が荒いところでは海に浸かるのは無理そうなので、まずは、ホテルのプール程度に収めておいた方が間違いないこともわかった。

私がビーチから引き上げるとき、片杖をついているのを見た外国人の一人が、怪訝そうな顔で私を見ていた。
そりゃそうだろうと思う。
砂浜とはいえ、何メートルかは杖なしで歩いて、海に入り、泳ぎまでしていたオトコが、ちょっと後には、杖をついて歩いている。
でも、これが現実なのだから仕方がないのだよ。(笑)

また、神奈川県警のパトカーがビーチの駐車場に止まっていたので、何があったのかと思ったら、海水浴場が開設されていないことを連呼しに来ただけのようだった。
ヒマなのかと思うと同時に、何で日本と言う国は、こうしたことに貴重なマンパワーを割くのかと怒りが湧いてきた。

真鶴町コミュニティバス-岩海岸バス停

駅までの帰りは、真鶴町コミュニティバスの時間(14時16分発)を調べておいたので、それに合わせてビーチを引き上げた。

平日は1時間に1本程度はあるので、電車で真鶴に来てもそれほど難儀はしないが、土日祝日は本数が減る。
これだと、やはり車で来た方がいいとなるだろう。

真鶴町コミュニティバス-岩海岸バス停

ところで、岩海岸というのを英語で書くなら、せめて「Rock Beach」にして欲しいと思う。
実際に、ビーチには外国人グループも数組いたし、海水浴場が閉鎖してなければ、もっと来るのだから・・・

まとめ

日帰り「真鶴で新鮮な地魚を味わう」のJRチケット

帰りは、真鶴駅に14時38分に到着したバスから14時42分の電車に乗り継ぐことができた。
何でもないように思うだろうが、私にしてみれば僥倖に近いレベルだった。
もしかすると、バスは1~2分程度早く着いたかもしれないが、この日は朝から階段の上り下りを繰り返したので、身体が慣れたのだろう。

今年、最初の旅デビューは、自分なりの大きな収穫があった気がする。
何より、神社の階段とビーチを克服できたのは、非常に大きい。
この分でいけば、6月6日付のコラム「年内の本格社会復帰とパスポート申請に向けて」も単なる願望に留まらず、現実の目標とできるレベルになったと思う。

 

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