轟源次郎の第2作目は、早期リタイアへの指南本

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源次郎の著書「早期リタイアするために、今なにをすべきか?」

先日、私のデビュー作「社員を1週間休ませれば業績はバカみたいに上がる!」のことをブログで掲載したら、関西の投資仲間であるファイナンシャルプランナーの杉本武寛さんから第2作目も発売されていると教えていただいた。
このときは、タイ・香港旅行の途上だったので、自分では全く気づかなかったのだが、帰国したので「早期リタイアするために、今なにをすべきか?」のことを書いてみたい。

早期リタイアと聞いて、皆さんは50代、あるいは、もっと早くというイメージをお持ちになると思うが、実のところ、現在の日本の社会情勢を鑑みれば、私は、60歳の定年退職後に全く仕事をしない状態でも、早期リタイアのカテゴリーに入れてもいいのではないかと思っている。

さて、ここで重要なのは、早期リタイアをすることではない
自分の人生における時間を大切に使うための手段の一つが早期リタイアということなのだ。

事実、多くの日本のサラリーマンは、人生の時間のほとんどを仕事に捧げている。
新卒至上主義が幅を効かせる労働市場において、大学を卒業してから定年(60歳)になるまで、わずか数ヶ月のモラトリアムを取ることさえ許されない空気が社会を支配している。
有給休暇取得率は恒常的に低く、実質的な残業時間が長いために、労働時間と通勤時間を除いた生涯可処分時間はあまりにも少ない

このままでは人生を後悔する人が相当に多いだろう。
少なくとも、引退年齢は政府(公的年金受給開始年齢)や会社(定年退職)が決めるものではなく、自分が理想とする年齢を決めて行動するべきなのだ。
自分で能動的に行動できなければ、死ぬ間際になって大きく後悔することは間違いないからだ。

インターネット上にある「死ぬ間際に後悔したこと」などの記事をご覧になったことはあるだろうか。
日本人へのインタビュー記事もあるようだが、最も大きな後悔は、空気を読むことに腐心し(他人の目を気にし)、自分の心に正直になれなかったことではないだろうか。

いかに健康であっても、若いときの自由時間と60歳を超えてからの自由時間では大きな差があるのだ。
できるだけ、若いときの自由時間を大切にすることが、人生を後悔しない最大の肝だろう。
仕事に傾倒することも社会的使命という点から言えば大切なことだが、もっと自分の人生を大切にしようではないか。

最後に、これをご覧になった方が50代になっていたとしても遅くはない。
これからは、現状のままでいいという気持ちを捨て、人生を変えたいというベクトルを持った人と付き合うことが重要なのだ。

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