新生銀行の口座を解約へ

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新生銀行横浜支店

つい先日、新生銀行の口座を解約した。
元々、この銀行の口座は、2014年10月に、シティバンク(現在のSMBC信託銀行)の個人業務撤退後を見据えて開設したものだから、必然的に、外貨投資や海外送金の利便性、そして他行引出手数料の償還制度があることが前提だった。(2014年11月3日-シティバンク個人業務撤退後を見据えて新生銀行に口座開設

もっとも、2018年10月6日までは、口座残高にかかわらず、どこの提携ATMでお金を下ろしても手数料が償還されたのは、相当な優遇であったかと思うのだが、新生銀行は自前のATMを持っていないので、現在は、ステータスが下がると、どこで下ろしても手数料を取られることになってしまったのだ。新生銀行-提携ATMの出金手数料一部改定のお知らせ

つまり、新生銀行の支店内にあるATMも、提携ATM(セブン銀行)なので、わざわざ店舗まで行っても意味がないのだ。
もっとも、新生ゴールド以上のステータスになれば問題がないのだが、メインバンクとして使うつもりがないので、資産運用をしたりするのは正直言って重荷でしかない。

それに、海外旅行で使うにも、2018年12月7日までは新生銀行のキャッシュカードが、そのまま海外のATMで使えたのが、今では別途、プリペイドカード GAICA(Flex機能付き)というものを作る必要がある。(新生銀行-「海外ATM引き出し」サービス終了に関するお知らせ

つまり、私にとってはクレジットカードの引き落とし口座としての機能しかなく、今のところはSMBC信託銀行が従前のサービスを提供してくれているので、新生銀行の口座を維持する必要がなくなったというわけだ。
そこで解約の手続きに行ったのだが、まあ、待たされること待たされること、行った時間帯が悪かったのか、わずかな残高を引き出すのに1時間はかかったように思う。

2016年1月から導入された日銀のマイナス金利政策で、銀行の収益構造が悪化しているため、少額預金者は何かと手数料を巻き上げられるようになるだろう。
最後に残された砦は、ゆうちょ銀行なのかなと感じた一日だった。

ちなみに、前出のプリペイドカードのGAICAというのは、一般のデビットカードのように、国内のVISA加盟店でショッピングをするときにも使えるので、当月20日までに1万円以上チャージすることによって、翌々月のATM利用無料の条件を満たすことができる。(新生ステップアッププログラム
まあ、私のように解約しようと思っている少額預金者は、このことを知っておくといいかもしれない。

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