小田急ロマンスカーLSEさよなら運転に乗ってみた

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新宿駅
去る7月8日、私は仕事の帰りに、小田急線のLSE型ロマンスカーのさよなら運転(厳密には7月10日)に乗ってみた。
7月分のロマンスカーの運行予定表を見ると、週末と最終日(7月10日)のみ運転となっていて、週末は4往復がLSE型で運転されることになっていた。

そこで、町田、海老名、本厚木と停車する「はこね71号」が帰宅にはちょうど良かったので、空席状況を見ると、わずか2日前にもかかわらず、展望席のある1号車と11号車を除けば、ガラガラの状況だった。

新宿駅
さっそくチケットを取り、当日、新宿駅へ向かうと、入線する列車を撮ろうと待ち構える人でホームはいっぱいだった。
新宿駅にあるロマンスカーカフェは、コーヒーなどを飲みながらロマンスカーを見られる場所なのだが、さよなら運転が始まってからは、カフェの前で写真を撮る人に阻まれて車体を満足に見ることはできないようだった。

新宿駅
そして、新宿駅で出発を待つ「はこね71号」は2日前とは打って変わって満席の表示、私が仕事帰りであるように、2号車にいた多くの人はほとんど荷物もなく、行楽に行くというより、この電車に記念に乗りたいがためにいるような感じだった。

新宿駅
今や、ロマンスカーはデビュー当時の行楽客を乗せる電車というより、平日なら、座って帰宅したいという要望を叶えるための電車なのだろうが、この日は日曜だったので子連れのファミリーが多かった。

それでもお泊りグッズを持っているような感じもなく、さしずめ乗り鉄といった感じの人が多かったように思う。
このオレンジの車体を持った初期世代のロマンスカーが引退することは、一つの時代の終わりを感じるに相応しい出来事と言えるだろう。

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