田村公祐写真展「私が見たシリアの今」

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田村公祐写真展「私が見たシリアの今」
レバノン(Lebanon)・アルメニア(Armenia)・アッシリア(Assyria)のワイン販売を手掛けているエンシャントワールド(The Ancient World)代表取締役の田村公祐さんが、今日(6月19日)から6月24日までの日程で「私が見たシリアの今」という写真展(12時から19時まで)をやっていると聞いたので、行ってみることにした。

田村公祐写真展「私が見たシリアの今」

場所は、ディープダン(Deepdan)というギャラリーで、京王井の頭線の池ノ上駅から徒歩数分の距離にある。
ここでは、写真展の見学は無料だが、ほかにもワインの購入と(私が買ったのはアルメニアのザクロワイン/Armenia Pomegranate Semisweetだ)、シリアの民族衣装のコスプレもできる。(笑)

田村公祐写真展「私が見たシリアの今」

私が行ったのは夕方だったのだが、中東の旅に興味がある男女数人が見学に来ていて、相当にディープな旅を経験されている方もいた。
イランに渡航されている田村さんは元より、彼女たちの合言葉は、「(ESTA申請不可だから)ビザなしでアメリカには行けないわ!」というほどだった。(2018年2月3日-面倒になった米国ESTA申請書、横文字嫌いの人はお手上げか

田村公祐写真展「私が見たシリアの今」
ところで、シリア(Syria)は外務省の安全情報によると、現時点でも全土がレベル4(退避勧告)になっているが、田村さんは今年になってからシリアに渡航されたという。

田村公祐写真展「私が見たシリアの今」

そこで、過激派組織のIS(イスラム国/Islamic State)(現在のダーイシュ/Daesh)はどうなったのか聞いたところ、今ではほとんどの地域で彼らの支配権はなくなっているようで、シリア国内で内戦に巻き込まれる危険性はなくなってきているそうだ。(2018年3月22日 AFP BB News-IS、シリア残留勢力の現状 支配地域は5%未満に

そうとはいえ、現時点で、シリア・アラブ共和国大使館(Embassy of the Syrian Arab Republic in Japan)では日本人の渡航(観光・商用)のためのビザは発給されないそうなので、フランスの援助団体のコネクションで渡航されたそうだ。「参考:シリア観光省(Ministry of Tourism – Syria)」

田村公祐写真展「私が見たシリアの今」

田村さんの写真を見る限りでは、人々の生活もかなり元に戻りつつあるようなのだが、かつてのように私たちのような観光客が渡航できるようになるのはいつのことだろうか。

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