昨日、東京国立博物館でやっているクレオパトラとエジプトの王妃展(7月11日から9月23日まで)を見に行ったついでに、翌週からのクロアチア・イギリス・マレーシア旅行に備えて、ユーロの現金を入手するために、シティバンク大手町支店に寄った。
厳密に言えば、クロアチアの通貨はクーナ(Croatian Kuna)なのだが、インターネット上ではユーロがそのまま使えるところもあると書かれていたのと、実際に、最初の目的地であるザグレブ(Zagreb)のホテル(ザグレブ・アパートメントホテル・アルタ)がユーロ払いのため、ユーロの現金も持っていくことにした。
それと、私の場合は、今年の5月以降、シティゴールドのステータスを持つことになったおかげで、支店の窓口で米ドルまたはユーロの現金を入出金する場合は、優遇手数料として、1米ドルにつき2円、1ユーロにつき3円の現金取扱手数料が免除されることになったからだ。
つまり、円から米ドルまたはユーロへ両替して、そのまま現金を引き出す場合でも、外貨預金をする場合のTTSレートで両替してもらえるのだ。
もちろん、米ドルやユーロの外貨普通預金に残高があれば、無手数料で現金を引き出せることになる。
逆に渡航先で余った米ドルやユーロを自分の口座に入金する場合も同じというわけだ。
私がシティバンク大手町支店で両替したとき(9月3日正午現在)の為替レートは以下のとおりだ。
実際には米ドルの普通預金からユーロの現金にしたので、クロスカレンシー取引の手数料割引が適用されて、米ドルの売りは仲値で、ユーロの買いは仲値+0.3円で実行された。
果たして、今後1週間や10日の間で為替レートが大きく動くようなイベントがあるのだろうか。
通貨 | 円から外貨へ(TTS) | 仲値 | 外貨から円へ(TTB) |
米ドル | 121.60 | 120.60 | 119.60 |
ユーロ | 136.30 | 135.30 | 134.30 |
ところで、昨年(2014年)3月までは欧州(ユーロ圏)へ渡航する際の両替術として、ユーロ建のトラベラーズチェック(TC/Traveler’s Cheque)を日本で買い、それを現地の銀行で現金に換金するといった方法を取ることもできたが、それが使えなくなった。(2014年3月15日-トラベラーズチェック(TC/Traveler’s Cheque)の販売終了とトラベルプリペイドカード)
それに代わるものとして、みずほ銀行の外貨預金を使う方法(2015年1月5日-海外旅行資金はみずほ銀行の外貨預金で準備するのが得策?)や、マネーパートナーズの外貨両替・受取サービスといった方法があるようだ。
シティゴールドの優遇サービスや、みずほ銀行の外貨預金を介した現金両替術は、平日に支店窓口に行けないと利用できないのが、一般のサラリーマンにとっては大きなネックとなるが、私のように平日が休みとなる職場にいるなら利用価値は大いにあるだろう。
ちなみに、来る11月1日にシティバンクの個人金融部門はSMBC信託銀行になるわけだが、ゴールドステータスの顧客に対する優遇サービス(国内円振込手数料及び海外電信送金手数料免除、外貨現金の取扱手数料優遇、クロスカレンシー取引の手数料割引)は継続されるとのことである。
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