去る7月13日に行った「被災地(福島)応援ツアー IN 只見」、私はその前夜に泊まるところを東京駅周辺で探していた。
びゅうJR東日本が主催する「ゆったりのんびり只見沿線の旅<只見日帰りコース>Aプラン 乗合タクシーで巡る 田子倉湖満喫日帰りプラン」に参加するにあたって最大のネックが、東京6時08分発(上野発6時14分)の「とき301号」に乗らないといけないことで、浦佐駅で上越線に乗換え、小出駅で只見線の列車(7時58分発)に乗るためには、これ以外の選択肢がなかったからだ。
そうかといって小出発の只見線の次の列車は13時11分、全くお話にならないとはこのことである。(苦笑)
当日の朝に自宅から出発することも不可能ではないが、私は前泊した方がいいだろうと思っていた。
しかしながら、1泊10,000円近くする普通のビジネスホテルに泊まったのでは、わざわざこの日帰りツアーに参加する意味がなく、真夏のカプセルホテルは昨年7月のLCCで行く香港・マカオ旅行のときに泊まった「カプセルイン蒲田」(2,800円)が「公共空間は冷房がほどよく効いていて快適なのだが、寝室内はそれほどでもなく、汗かきの私には辛い選択となった。」という感想を持ったので、楽天トラベルで「上野・浅草・両国・足立」から検索したところ、ヒットしたのがJR常磐線/東京メトロ日比谷線・南千住駅徒歩3分という「ビジネスホテル福千」(2,900円)だったわけだ。
今や、来日する外国人旅行者が増えて、都心部の格安ビジネスホテルが取りづらくなっているので(2015年6月19日-NHKおはよう日本:東京出張 ホテルが取れない)、常磐線沿線も視野に入れて探してみたのだが、今回は思わぬ格安ホテルを見つけることができた。
しかしながら、こういった穴場地区のホテルでも外国人宿泊者は多いと言われ、実際に、深夜近くの南千住駅周辺を大きなキャリーバッグを持った外国人観光客が歩いていた。
もはや首都圏や国内の主要観光地では、どこの駅に外国人観光客がいても不思議でなくなりつつあるようだ。
こういったことに鈍感な人は旅行会社のスタッフでさえ、「何かイベントでもあるのでしょうか?」とぼんやりした答えを寄越すが、今や外国人観光客の需要がホテルの空室率や価格に影響を与えていることに気付くべきときかもしれない。
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