今から3年前、遅まきながらiPhoneデビューを果たした私が、国内用としてソフトバンクでiPhone 5を買ったのは2013年6月のこと(iPhone5とiPad(Wi-Fi + Cellularモデル)を買ってみた)、今月で2年契約の縛りがなくなるので、ここ数日の間、そのまま契約を継続するか、機種変更してiPhone 6にするか、あるいは、携帯電話番号ポータビリティ(MNP=Mobile Number Portability)を利用して携帯電話会社(carrier)を変えるか検討していたが、このたびauに戻すことにした。
幸いなことに、iPhoneの場合、保存しているほとんどのデータはiCloidを利用していれば、自動的にバックアップされていて、新しいiPhoneを買っても、そのままダウンロードが可能だからだ。
現時点で携帯各社が売り出しているiPhoneは6と6Plusなのだが、ポケットサイズのものになると6になるので、私はiPhone6 (64GB)に乗り換えることにした。
いずれもSIMロックのかかったiPhoneになるのだが、私が見積もってもらったところによれば、ソフトバンクでそのままiPhone5 (32GB)から6 (64GB)に乗り換えた場合、月額料金は8,508円(データ定額パック5GB)+通話料(従量制)、NTTドコモにMNPした場合の月額料金は、下取りプログラムやデビュー割(2015年6月30日まで)などの割引が効くことにより、機種代金が実質無料になるため、8,640円(データ定額パック5GB+カケホーダイプラン)、auにMNPした場合も、下取りプログラム(乗りかえ)や夏っトク!iPhone乗りかえキャンペーン(2015年6月12日~2015年8月31日まで)などにより、6,590円(LTEフラット)+通話料(従量制)となった。
また、auの場合はテザリングオプションが新規契約から2年間は無料になるメリットもあった。
結果的に、1年前までよりはマシとはいえ、日本の携帯電話会社の場合、長期利用の顧客より、乗り換え(MNP)の顧客を優先する体質は変わっていなかった。(2014年3月3日 日経新聞-スマホ値引き、年1兆円 3社が乗り換え客争奪戦 利用料は割高、顧客に不満も)
今回、私にとってソフトバンクを継続利用するメリットは、携帯のメールアドレス(***@i.softbank.jp)が変わらないという一点であり、今やほとんど使っていないアドレスだったため、MNPをして携帯電話会社を変更した後で、一部の友人にだけ連絡すれば事足りることだった。
もちろん、アップルショップ(Androidの携帯電話から新しいiPhoneへの乗り換えサポートあり)で販売しているSIMフリーiPhoneに格安SIMを挿して利用する(参考:2014年3月21日 ブラックジョークの方程式-似ているようでかなり違う SIMフリーiPadやAndroidに使いたい1000円未満の格安SIM)ということも検討してみたのだが、とりあえず今回も三大キャリアを利用することにした。
私の場合は、あまり通話をしないので、今回は従量制の料金体系を採用しても、総合的に割安になりそうなauに乗り換えることにしたが、いつもながら通信費の負担には頭を悩ますところだ。
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