去る1月10日付のCNN Japanの記事で「世界一安全な航空会社、危険な航空会社は?」というものがあった。
私も海外旅行が好きなので、こういったものは非常に興味があるのだが、昨年行ったインドネシアやミャンマーでは、もしかすると、危険な方のキャリアには乗ったことがあるのではないかと思って調べてみた。
私が乗ったのはライオンエアー(Lion Air)と、エアー・カンボーザ(Air Kanbawza)の二つ、Airline Ratings.comで調べてみると、何とライオンエアーは2つ星と大ヒット、エアー・カンボーザはレーティングに未掲載だった。
ちなみに、ミャンマーの代表的な航空会社でエアー・バガン(Air Bagan)は2つ星、エアー・マンダレー(Air Mandalay)は3つ星と、それほど安全性に信頼があるとは言えない。
しかし、一般的には 飛行機よりもバスや車の方がよほど危ないと言われている。
たぶん、このレーティングで「危険な航空会社」とされているキャリアに乗ったとしても、そうそう墜落することはないからだ。
ここ数年、私が頻繁に行くインドネシアは、そのキャリアの安全性が疑問視されているが、これは航空機の未整備というより、火山からの噴煙が原因で墜落すると言われているので、多少は差し引いて考える必要があるかもしれない。
そうは言っても墜落してしまえば、何が原因であろうが、当事者にとっては悲劇だ。
それでは乗らなければいいだろう、と言われても、インドネシアは飛行機でないと移動に時間がかかる。
バリ島(Bali Island)は別名、神々の島とも呼ばれているが、実のところ、神が味方しないと安全に旅ができないところなのかもしれない。
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世界一安全な航空会社、危険な航空会社は? (2014.1.10 CNN Japan)
(CNN) 航空会社評価サイトがまとめた世界の航空会社の安全度ランキング2013年版で、最も安全な航空会社にオーストラリアのカンタス航空が選ばれた。
全日空もトップ10にランク入りした。ランキングは「AirlineRatings.com」がまとめたもので、世界448の航空会社について、墜落事故の記録や航空規制当局の記録を調べ、機内サービスや食事などの質も加味してランク付けした。
その結果、448中137社が満点の7つ星を獲得した。中でもカンタス航空は、1950年代の創業以来、死亡事故を起こしていない実績が評価されてトップに選ばれた。
次いでニュージーランド航空、全日空、キャセイパシフィック航空、エミレーツ航空、エティハド航空、エバー航空、ロイヤル・ヨルダン航空、シンガポール航空、ヴァージンアトランティック航空がトップ10にランク入りしている。一方、カザフスタンのスキャット航空、アフガニスタンのカム航空、スリナムのブルーウイング航空の3社は最低評価の1つ星だった。
3社とも、欧州連合(EU)圏内の飛行禁止航空会社に指定されている。下から2番目の2つ星はインドネシアの航空会社が3社と、アフガニスタン、アラブ首長国連邦、エリトリア、ミャンマーの航空会社が各1社だった。
英文記事:And the world’s safest airline is … (January 9, 2014)
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