今日は、昨年に引き続いて鎌倉の鶴岡八幡宮へ初詣に行ってきた。
ここ十数年、正月三が日の初詣の混雑を体験していなかった私には、地元の警察官が出張って境内で交通整理をしている姿が新鮮に映った。
何しろこの神社は、毎年有数の初詣者数を誇るところなので、1月2日でも交通整理が必要なほど混んでいるのだ。
2007年までは元旦でもすいている伊勢山皇大神宮がお決まりの場所だったのだが、ここ4~5年は鎌倉に来ることが多くなった。
今日はどちらに行こうか迷ったのだが、昨年のいい流れを断ち切りたくなかったので、鎌倉に行くことにした。
境内に入ると、予想通りかなりの人出で賑わっている。
行列に並んでも良かったのだが、「ご祈祷を希望の方はこちらへ」というショートカットの立札が見えたので、迷わずそちらへ進む。
神社に寄付(投資)してもご利益(リターン)があるかどうかはわからないが(笑)、大枚を叩いてみることにした。
新年の祈願は「家商祈願」「家内安全」「商売繁盛」「開運厄除」「厄除」「交通安全」「家運隆昌」「身上安全」「病気平癒」「攘災招福」「社運隆昌」「心願成就」「進学成就」「学業成就」「身体健全」「合格」の16種類、初穂料は一件につき5千円以上となっているので、二件の祈祷を頼むと1万円というわけだ。
ちなみに、こうして一度祈祷してもらうと、翌年分から郵送で祈祷できるといって書類が送られてくるが、それで送られてきた祈祷札にご利益があるかどうかはわからないが、毎年送ってくるところをみると、それなりに需要があるのだろうか。
さすがに三が日だけあって、順番が来るまでかなり待たされたが、待合所は座ることができるので、外に立っているよりいいだろう。
祈祷は粛々と進み、それぞれ自分の名前と祈願を依頼した項目が読み上げられ、それが全員終わるまで続くので、30分ほどかかる。
ここで「攘災招福(じょさいしょうふく)」の祈願を依頼したのは50人くらいいた中で私だけだった。
これは、禍(わざわい)を取り除き、これから先良いことが沢山自分の所に入ってくるように祈願することらしい。
相場の格言に「人の行く裏に道あり花の山」がある。
人がやらないような祈願をあえて選び、それはまさに誰もやっていないことだった。
投資家としてのご利益があるといいと思う。
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