2週間ほど前に”Your Asia Miles are about to expire!(アジアマイルがまもなく期限切れ)”というメールが来た。
私が加入しているマイレージプログラムは全部で3つあるが、アジアマイルだけはクレジットカードのリンケージをしていないので、フライトかホテルを利用しない限り、マイルが溜まらない。
会員情報を開いて「期限切れとなるマイル」というのを見ると今年の11月で切れるのはわずか200マイルほど、捨てても惜しくないレベルである(但し、US$12の手数料を払えば3年間延長できる)が、今の残高が国内特典航空券に換えられる最低ラインの15000マイルにも満たないので、このまま漫然としていれば、来年以降も期限切れマイルを捨てることになるだろう。
そこで考えたのは
- 2010年はキャセイ航空を使って欧州旅行へ行く。
- トップアップマイル(2000アジア・マイル=US$60単位でマイル購入)をして国内特典旅行へ行く。
- 香港旅行のときにエアーポートエクスプレスやシャトルサービスを使う。
- NICOS CARDとリンケージさせてショッピングマイルでも溜まるようにする。(HSBC香港のクレジットカードを作ることもできるが私にはハードルが高そうである)
- ギフトと交換する。
- 10000マイルを慈善団体へ寄付する。
ざっとこんなところか。
このうち1と4の選択肢以外は期限切れマイルは順次放棄することになろうが、2007年1月にアジアマイルを使った特典旅行を獲得できているので、それでもいいかなとも思う。
あと1に関して最近の円高に乗じて海外発券が再び脚光を浴びてきているらしい。
1990年代に脚光を浴びた海外発券、日本発のチケットが安くなり、為替が円安に振れた時期は魅力が薄れたが、このたびユーラシア紀行の管理人であるとんびさんの台湾旅行記で見た台北発券にトライしてみようと思って少し調べてみた。
台北の旅行会社で日本語が通じるところはいくつかあるだろうが、私が二度の台湾旅行で必ず寄っているところが勝美旅行社、ここで「お買い得航空券」を見ると、全日空(NH)のフランクフルト行きが往復とも東京でストップオーバー可、発券後の日付変更可、復路オープン(あらかじめ日程を決める必要がない)可という条件で30300元(NT$)、現在の為替が1NT$=2.9円、今年の10月以降は燃油サーチャージが復活(というよりゼロになったのは7月から9月の3ヶ月だけ)するので、これよりは高くなるが、10万円ほどで欧州を(空席があればゴールデンウイークやお盆の時期でも)往復することができるというわけだ。
このチケットが1年有効かどうかは明記されていないが、来年の夏に照準を合わせるならば、それに合わせて台北行きの片道航空券をアジアマイル特典(15000マイル)で発券すればいいことになる。
アジアマイルの特典旅行の場合、海外へ往復で行くとなると最低でもソウル(ICN)の20000マイルが必要となるが、そういうオーソドックスなプランよりも、ここは台北発券にトライしてみてもいいように思えてきた。
私の場合は台北までの片道特典航空券ということができるが、片道航空券は往復に比べて割高だし、格安航空券で出回ることもほとんどない。
従って一般的なやり方としては
- 日本で台北行きの特典往復航空券を発券する。これは1年間有効だし、フライトの変更ができるのだから帰国便の日程は仮日程としておく。(特典航空券以外はノーマルチケットを除いて制約が多すぎてこの方法は使えない)
- 日本から台北へ特典航空券で飛ぶ。
- 台北-日本-欧州の日系キャリア(JALかANA)の1年オープンのチケットを使って、日本へ帰国し、ストップオーバーする。
- 日本から欧州へ旅行をし、復路は日本でストップオーバーする。(この区間で往復とも日程変更可のチケットならば、台北で予約を入れさせられても問題にならない。)
- 台北から日本への特典航空券の日程を変更する。(しなくともよいが)
- 有効期限切れの前に最後のチケットを使って台北へ飛び、帰国便は特典航空券の復路を使って飛ぶ。
要するに特典航空券+海外発券という形になろうか。
ちなみに海外発券をすると、1年間にメインの目的地のほかに発券地へ2度行かないといけなくなるが、そうなると発券は2泊3日でも楽しめるソウル、台北、香港のいずれかということになるだろう。
最初の台北行きがいつになるかわからないが、燃油サーチャージがあまり高くならないうちに発券にトライしてみようか。
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燃油サーチャージ10月復活、日航と全日空 (2009.7.22 朝日新聞)日本航空と全日本空輸が10月発売分から、国際線運賃に上乗せする燃油サーチャージ(燃油特別付加運賃)を復活する見通しになった。今年6月以来となる。
原油高に伴ってジェット燃料価格が再び上昇しているためだが、不況と新型インフルエンザの影響で低迷している海外旅行の需要をさらに冷やす懸念もある。上乗せ額は未定。両社の従来の料金表にそのまま当てはめれば、往復で中国便は1千~3千円、ハワイ便は4千~8千円、欧州便や北米便は7千~1万4千円となる。
7月末までの燃料価格の動向や需要への影響を見極め、8月中に決定する。両社は3~5カ月前のジェット燃料の平均価格が1バレル=60ドルを上回れば、サーチャージを上乗せしてきた。
2~4月の燃料平均価格は約55ドルだったため、7~9月のサーチャージをゼロとしたが、5月以降の燃料平均価格は約70ドル。
7月末までに急落しない限り、基準の60ドルを上回る見通しとなった。国際線の比率が高い日航は、かねて基準を上回ればサーチャージを復活させる意向だった。
全日空の伊東信一郎社長も22日の記者会見で「(10月分から)頂く方向だ」と明言した。(山本精作)************************************
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