3月4日のコラム「ワールドパークス・シルバーエリートカード」でも書いたように、今年はワールドパークス・シルバーエリートカードをもらったので、その特典であるフライトマイルの25%増を狙ってみようかと旅行計画を立てた。
そして狙ったのはメキシコ、私自身はアメリカ本土へ向かって旅立つのは初めてのことだし、ゴールデンウイーク真っ只中に突っ込むのも初めてだ。
3年前に行ったタイ・ミャンマー旅行のときはゴールデンウイークが始まる前に日本を出発し、終わった後に帰国する日程だったので、航空券のシーズナリティの影響は全くなかったが、今回は帰国日がゴールデンウイーク最終日なので、モロにその影響を受けることになる。
格安航空券の比較サイトであるTravel.jpから出発日を入れて検索、そして出てきた結果を見て、おお意外に安いかも、と思っても、そこには落とし穴がある。
そう、ゴールデンウイーク最終日(米国や欧州からの出発は前日)に帰国しようなどと思うと、たとえゴールデンウイーク前に日本を出発しても、詳細情報に表示されている「帰国便割増料金」の対象となってしまうのだ。(これはお盆休みや年末年始休暇の場合も同じと思われる)
これは懇意にしている旅行会社に見積もりを頼んだときも同じことを言われた記憶があり、世界不況の最中でも日本独特のシーズナリティは崩れそうもない。
また、航空会社のウェブサイトでは空席があっても、旅行会社に割り当てられる座席枠はすでにキャンセル待ち状態ということもあるようだ。
そこで、トライしたのがノースウェスト航空のウェブサイトからの直接予約だ。
これだと、旅行会社を通じて予約するときの「帰国便割増料金」がない代わりに、発券はほぼ即日に完了させられてしまうリスクがある。
懇意にしている旅行会社だと発券時期をギリギリまで引き延ばすことも可能だし、4月発券分からは燃油サーチャージが大幅に下がるとは言われていたが、下手すると仕事の関係でキャンセルしなければならないリスクを覚悟の上で、3月2日に成田からロサンゼンルスまでの往復チケットのみ予約を入れた。
このときから私は漠然とメキシコへ行こうかと考えていたのだが、日本からアメリカ経由メキシコ(メキシコシティ、カンクン)便を予約すると、北アフリカ(エジプト、チュニジア、モロッコ)行きのチケットと違って若干の追加料金では飛べないのだ。
従って、ロサンゼルスからの追加フライトはすべて現地の格安航空会社を使うという手段を選択することにした。
欧州方面で複数国を旅行したいときは、例えばKLMの成田-アムステルダム行きの往復チケットに、追加フライト(例えば、往路アムステルダム-ローマ、復路フランクフルト-アムステルダムなど)を付ければいいのだが、アメリカ経由でメキシコやカリブ諸国へ行きたいときは考え方を変えないといけないようだ。
最近の傾向として私も格安航空会社に乗る機会が増えているが、今年も検索サイトのWhichBudgetを見ることが多くなりそうだ。
次の旅行でもカンクンからラスベガス、そしてロサンゼルスと乗るUSエアーウェイズに乗る予定だが、この格安航空会社は、ハドソン川の奇跡(Pilot praised for ‘masterful’ landing)で一躍日本でも有名になったが、何とスターアライアンスに入っていて、マイレージも加算されるようだ。
さすが、マイレージ大国、でも安全性は大丈夫なのだろうか。(苦笑)
ところで、そのメキシコ情報を仕入れる意味もあって、昨日それゆけ個人同好会のオフに行ってきた。
場所は「アザリマトバック新宿」というアゼルバイジャン料理のレストラン、シェフがアゼルバイジャン人だというのだが、さしもの旅同好会のメンバーでもこの国がどこにあるのかは誰もわからない。
料理がサーブされる前に店に置いてあった大使館の観光ガイドブック(日本語のものがあることも驚き)を見ながら、ああでもない、こうでもないと。
どうやらカスピ海沿岸にあるようで、首都はバクー(Baku)だそうだ。
石油や天然ガスなどが豊富だそうだが、それほど豊かというイメージが沸いてこないのは、我々が知らないだけなのか、ロシアに搾取されているからなのか。
ちなみに、ここは何が見どころなのだろうか。
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