あまりにも好対照な銀座の光景

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西銀座チャンスセンター

去る3日の日曜日、ぶらぶらと東京まで出かけたついでに宝くじ売り場で全国的に有名な西銀座チャンスセンターを覗いてみた。

ジャンボ宝くじなんざ、わざわざ並んで買うほどのものなのか、と言うなかれ。
晴れた日の日曜日ということもあって、仏滅にもかかわらず、西銀座デパートの前には長蛇の列、私は驚いて警備員の人に「何のイベントですか」と思わず聞いてみる。

西銀座チャンスセンター

彼曰く「これ全部宝くじ買う人の列です。30分待ちですよ。ちなみに晴海通り沿いの大行列は人気の一番売り場の列です。」

私は唖然として、再び警備員の人に聞いてみる。
「これって宝くじを買う人であって、ここに並んだからといって当たるとは限らないですよね。」

彼曰く、「もちろん、でも当たる確率が高いって有名ですよ。まあ、早く買いたいなら有楽町駅前の大黒様のある売り場の方が空いていますよ。」

それにしても、わざわざ30分から1時間待ちで、それも電車に乗って買いに来る人も多いらしい。
買うときには3億円当選を夢見るのだけど、現実は買値の10分の1しか貰えないことの方が多いんだよな。
でも買わないと当たらないというのも現実で・・・

有楽町マリオン

ところで、私が銀座にいた日は、安倍政権が密かに成立させようと目論む共謀罪を阻止せんがための反対アピールがマリオンの前で行なわれていた。

チラシを受け取る人も時折見かけたものの、ほとんどの人は左翼のアジ演説が行なわれているぐらいにしか思っていない感じだった。
おそらく、彼らに欠けているのは資金もそうなのだろうが、広報戦略そのもののような気もした。

私も共謀罪の新設については2006年5月20日の「今日の一言」で触れているように懸念しているのだ。
でも私が見ていた10数分の間だけに限っていえば、往来の人たちの関心は共謀罪反対アピールにはなかった。

これを企画した人はどう考えていたかは知らないが、レジャーと年末ジャンボに関心が移りがちな師走の日曜の昼間の銀座を選んだことは、私の見る限り、成功とは言いがたかった。

コメント

  1. KAZUHIRO.SWIM より:

    【共謀罪研究】 凶暴、狂暴、静かにしろ!

     共謀罪をインターネットで調べると唖然とする。
     一番目にWikipediaが来るのはいいとして、以下
    「共謀罪ー5つの質問ー」
    「共謀罪ってなんだ」
    「なぜ共謀罪に反対するのか-盗聴法・共謀罪に反対」
     共謀罪に反対するサイトばかりが目に付く。
     それらサイト…….

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