1999年9月のマルタでの運命の出会い以来、何かと行き来のある佐藤聖子さんと先日東京でお会いした後で、今年の夏は久々にマルタ旅行もいいなと思って旅行会社を何社か当たってみた。
今までの経験からいって8月下旬から9月上旬までの航空料金はだいたい同じなので、出発予定日を告げて欧州系のキャリアの料金を調べてもらった。
私が西欧旅行へ頻繁に行っていた1990年代は、概ね15万円前後でフライトチケットが取れていたので、今や航空業界も激戦だし、燃油サーチャージが含まれても20万円を超えることはないだろうと楽観していた。
ところが、最近は東南アジア旅行が多くなり、チケットだけで20万円なんて言われたことは久しくなかった私は「アリタリア航空を使った場合、マルタへ飛ぶなら追加料金、燃油サーチャージ込みで20万円を若干超えますね」というスタッフの回答にショックを受けた。
ちなみに、ということで他の欧州系キャリアの値段も聞いてみると、いずれも1998年7月の超円安時の水準をも上回る料金が呈示された。
15万円を若干超える程度のエミレーツ航空は、すでにキャンセル待ちも受け付けないというフライトもあるらしく、予約は入れてもらったものの取れる期待はほとんどない。
いったい何が起こっているんだ?
スタッフによると燃油サーチャージは4区間で3万円ぐらいになるとか。
マルタへ飛ぶのに日本からの直行便はないので、どこのキャリアを使っても4区間は乗ることになる。
ロンドンへキャセイ航空で飛んで激安フライトのBritish Jetを使おうとも思ったが、時間がひどく無駄になるような気がしてやめた。(参考までにWhichBudget.com)
それに激安フライトでも燃油サーチャージまで激安にならないことは、エアーアジアのときに勉強済み。
そもそも燃油サーチャージの根源となっている原油高、これって誰のせいでこうなっているのか。
ブッシュが悪いのか。それとも中国なのか。あるいはOPECとオイルメジャーの陰謀か。
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