ライブドアの亡霊か?

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落ち込む男性

ライブドアとライブドアマーケティング株が4月14日に上場廃止になって10日が経った。
この間、日本の新興市場はボロボロである。

東証マザース指数は4月14日の終値の1939.37から本日の終値の1675.09と260ポイント以上下落、JASDAQ Indexは124.35から114.23と10ポイント下落、ヘラクレス指数も3258.4から2769.54と500ポイント近く下落である。

新興主要株式の下落もすさまじく、私が持っている株の一部ははますます塩漬けになり南極の氷のように固まりそうである。
このあたり同じ新興市場保有銘柄でもBRIC’sとは偉い違いだ。

これも1月21日の「ライブドアパニック再び?」で書いたようなライブドアパニックの最終章なのだろうか。

信用トレーダーが、ライブドアとライブドアマーケティング株を信用代用有価証券(評価額は前営業日の終値の80%)として担保に入れていた場合、上場廃止になれば、これらの掛け目がゼロになることはすでに3ヶ月前からわかっていたことだ。

ところが、証券会社の保証金維持率のインジケータは上場廃止ギリギリまでこれらの評価額を含めたものになっていたことだろう。
本来ならそれを差し引いた上でトレードしなければならないはずが、これを計算に入れてなかった人たちはどの程度いるのだろうか。

もしかして、今度の大暴落は単なる地合いの悪さだけでなく、信用トレーダーのパニック売りもかなり入っているのではないかと思えるくらいだ。
私の大きな失敗は、もはやライブドアとライブドアマーケティング株の上場廃止は既定事実だったので、こんなものが再度大きなパニック売りを呼ぶ可能性なんて考えてもいなかったことだ。

それに今度の旅行の下調べなどで株式市場のウォッチがおろそかになっていたこともある。
新興市場株の一部はショートポジション(売建て)もできたのだから、もっと真剣にやっていればと後悔しきりである。

まあ、とにもかくにも26日からは証券会社のウェブなんぞにアクセスできるかどうかもわからないミャンマーへと旅立つ。
ゴールデンウイークが明けて帰国したときは、嬉しい驚きに巡り合いたいものだ。

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