昨日は「海の日」、猛暑に誘われて日本各地のビーチは人でいっぱいだったそうだ。
そう、ビーチと言えば忘れてはならないのは欧州のビーチリゾート、各地はトップレスの美女で埋め尽くされるなんて妄想を抱いていると期待はずれに終わることもある。
先ほどニュースリリースされた記事(イタリア人、裸の日光浴は「自然なこと」 美醜は無関係)では、イタリアのナチュリスト連盟(Unione Naturisti Italiani)の調査によれば、全裸の是非について、肉体美はあまり問題ではないようで、外見的に美しくない女性が全裸で日光浴することに、不快感を感じると答えた人は16%、同様の全裸男性について不快感を感じる人は9.7%にとどまった、とのことだ。
外見的に美しいとは言えない肉体の私としては嬉しいことだが、実際に鑑賞する立場になるとそうとも言えないのが事実だ。
要するに男も女も人間など我儘なもので、自分のことは棚に上げて理想なんぞを追求したくなる。
そういう記事が、かれこれ12年前になろうか、「夏のリビエラ・ビキニ騒動-魅力ある女性以外のビキニは禁止」というものだ。
その後、何と、ディアノ・マリーナ(Diano Marina)市長は、1996年に90-60-90条例(つまりスリーサイズがこういう理想形の人しかビキニ着用すべからず)というものを制定してしまった程で、さぞかし女性を敵に回したことだろうと思いきや2002年にも現行法として存在していたのだからイタリアというのはわからない。
要するに自分が脱ぐなら美醜はどうでもいいが、見る立場になったら醜いのは許せない、ということだ。
う~ん、極めて人間の本能が出ていて大変よろしい。
女性にしてみれば、そのビーチにビキニでいられるということがスタータスということなのだろう。
それで、自分に自信がある女性がわんさかと、そしてそれを見たい男がわんさかと・・・
おまけに基準に合致しないと見られると市の職員がメジャーを持ってサイズを計りにきて警告される。
この市の職員は「オトコ」だったように記憶している。
ほとんど日本じゃあり得ない・・・たぶんこんなことは・・・
まして市の条例で・・・例えば鎌倉市長がこんなこと言ったら貴方は支持するかい?
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