去る10月28日の「温泉地のホテルが地震被災住宅に」でも書いたように、新潟の観光地が書き入れ時を前に苦境にあえいでいるようだ。
確かに新潟中越地震は甚大な被害をもたらしたが、それによる観光のキャンセルがほとんど影響のない地域まで及んでいることは憂慮すべきことだ。
「新潟県」という県名が付くだけで「危ない、怖い」というのは早計で、こういうキャンペーンを張っているときは逆にサービスも良く、考えられないほど安く楽しめるという考え方もできよう。
あれだけの天災があった後は不思議と同一の地域が再度天災に遭うことは歴史的に検証してもあまりないのだから年末年始の旅行の予約が取れなくて困っている人はいかがだろうか。
絶対というのは世の中にはないが、ほかのところに出かけても交通事故などで死ぬこともあるのだから、ここは割り切って考えてみてもいいだろう。
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東京から新潟の温泉地へのバス、片道500円に-JTB (2004.11.26 朝日新聞)新潟県中越地震の影響で観光客が減っている県内の観光地と東京を片道500円(3歳以上の1人)で結ぶバス「がんばってます!!にいがた」号を、JTBが来月運行する。
同社で県内の旅館やホテルを予約した人が対象で、バスの売り上げは義援金にあてる。
午前8時にJR東京駅を出発し、越後湯沢、燕三条、月岡を経由して午後4時半に瀬波温泉着。
帰りは午前10時に出発し、東京着は午後7時。予約が必要。
同社では地震後、約5,000人が新潟への旅行をキャンセルし、15,000人が目的地を変更した。
同社広報室は「臨時の航空便が運航されているが、観光客は新幹線を使う。スキーや温泉のシーズンを迎え、『旅の足』を提供し、観光地を応援したい」としている。****************************
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