株の売り時

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パソコンを操作する女性

私の持っているMeネット証券(現カブドットコム証券)のトップページには株の売り買いの指標となる買いサイン・売りサインというものが出る。

この指標が絶対とは思わないが、自分の持ち銘柄や関心ある銘柄がここに出たときは、ほかのチャートとともに確認して売買あるいはホールドの決断をすることもある。


そのほか、ゴールデンチャートオプティキャスト(有料)のチャートや解説などを参考にすることもある。
それ以前にはネットからチャート分析の有料ソフトなどを買ったりしてだいぶ勉強代を払ってきた。
それらのものが今年になってその成果が徐々に出てきたことは大変嬉しいことだ。

例えば、年初の東急建設(1720)や春先のセイコーエプソン(6724)は、ゴールデンチャートオプティキャストのGCV陽転・陰転銘柄ピックアップというところに出たから買ったというレベルで利益が出た。

また、去る16日にどうしようかと考えていたインボイス(9448)は木曜日の夜にMeネット証券で売りサインが出たのと、その日のストップ高の後の買い残しの多さから判断して予想がピタリと的中、金曜日には自分でも「1年に1回」あるかないかの胸がすくような売り抜けを決めることができたのだ。

要は値上がりした株の一部を売って投資元本をまるまる回収した後、あとは利益がいくら膨らむか”sitting pretty (楽な気分になる)”でいればいい状態になれたということだ。

でもそんなことは数回に1回のことで、たいがいは売った後にまだ上がる、あるいは売り時を逃して損切りをする、なんていうことでだいぶ損をしていることも多いのが現状だ。

それほど株の売り時は難しいし、裏目になったときの精神を安定させるのが難しい。
後悔を後に引きずるな、と言われてもこれだけは厳しいものがあるのだ。

そして今私が一番懸念しているのがポートフォリオの中心であるヤフー(4689)だ。
5月中旬の急落から今まで「動かざること岩の如し」という状態で、過日のヤフーBBの個人情報漏れでますます上がる気配をなくしているからだ。

今夜、Meネット証券には「買いサイン」が出ているが、どの程度のものか?
もし、8月中旬の株式分割を期待させるような上げが見られないならば、一部を売却して戦略変更をしなければならないようだ。

そのとき、9月末のストックオプションをもらえるインボイスは1つの選択肢となるかもしれない。

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ヤフーBB、発信記録も流出・顧客情報は660万人分 (2004.6.18 日経新聞-個人情報保護)

ヤフーBBをめぐる恐喝未遂事件で、元政治結社代表、森洋被告(67)=恐喝未遂罪で公判中=の茨城県内の実家から、同サービスを運営するソフトバンクBBのIP電話「BBフォン」利用者の発信記録の資料が見つかり、警視庁捜査一課が押収していたことが18日、わかった。

また、抜き出された顧客情報は少なくとも約660万件に上り、同社が持っていた顧客情報のほぼ総数にあたることも判明した。

調べによると、見つかったのは発信記録60数件分を印刷した用紙一枚で、利用者の電話番号、通話先の電話番号、発信時刻と時間、料金が印字されていた。氏名は記載されていなかった。

発信記録は同社の顧客情報を不正入手した男=恐喝未遂容疑で逮捕=が今年1月、インターネットカフェから顧客情報に不正にアクセスした際、一緒に抜き出し、パソコンにつないだ外付けのハードディスクに記録、一部を印字して森被告に渡していた。
同容疑者は「もっと多くの発信記録があった」と供述しているほか、約140万件のデータが抜き出された可能性があると指摘する関係者もいるという。

恐喝未遂容疑で逮捕された男はハードディスクに落としたデータについて「持っているとまずいと思い、電子レンジで焼いて(電磁波を当て)データを消し、破棄した」などと供述している。

ソフトバンクBBは18日、「事件の被告が23人分65件の発信記録を所持していたことが判明した。ご迷惑をおかけしたことを深くおわび申し上げる」とのコメントを発表した。

IP電話はインターネットの通信技術を利用して通話する仕組みで、音声をデジタルデータに小さく分解して送受信する。
通信ネットワークを効率化しやすく、高額な電話交換機を使わずに音声を送ることができるため、長距離の安価な通話を可能にした。「050」で始まる番号が割り当てられ、固定電話との通話もできるようになっている。

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