こういうバカどもには

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レッドカードを出す女性

「スペインテロ以降、国内でも90件のいたずら爆破予告」という朝日新聞の記事を読んで、こういうバカどもを懲らしめるにはいったいどうしたらいいのだろうかと思う。
おそらく簡単には捕まらない、しかもこういった中に本物があったらと関係者はバカバカしさを胸に秘めながら黙々と任務をこなさなければならない。


列車などが止まれば乗客の方だって行き場のない怒りを覚えることになる。
こういうバカどもに対し、関係者がとりあえず確認作業にあたるのは、万が一本物かもしれないという可能性もあるが、「無視された、バカにされた」という逆恨みから本物に変わる可能性が大きいこともあるのだ。

しかしながら、「アルカイダだ。爆弾を仕掛けた」と日本語で話す中年男など、すぐにいたずら電話らしいとわかるものも少なくない、との記事には「こういう電話をする時間があるなら、もっと有意義なことに使えないのか?」というほど私は呆れ果てている。

やって欲しくはないが、アルカイダと名乗るなら徹底的にマネしろよ、そんなことだから中途半端で失業するんだ、と罵声を浴びせたいくらいだ。

でも本物のアルカーイダ(Al Qaeda/Al-Qaida)がこれを知ったら「イスラムを冒とくした」として犯人を処刑してくれるから、警察も逮捕なんかしないで、アルジャジーラ(Aljazeera)にチクればいいのだ。

そもそも警察庁はバカどもを「威力業務妨害容疑」で逮捕するというが、これで逮捕されても刑法234条の規定では、3年以下の懲役か50万円以下の罰金にしかならない。

刑務所が不足している折から、よほどのことがなければ執行猶予がついてしまうレベルだろう。

本物のアルカイダに処刑させるのが嫌なら、ちょっと甘めに懲罰的公益作業の制度を作り、罰金も大幅に引き上げ、1億円レベルの罰金が払えなければ、5年くらい道路掃除にでも従事させればいいのだ。
もちろん未成年者も同罪だ。

当然道行く人からの罵声もあるだろう。
それくらいしてもいいのだ。
そうでもしない限り、こういうバカは次々と出てくるのだ。

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スペインテロ以降、国内でも90件のいたずら爆破予告 (2004.4.24 朝日新聞)

3月に起きたスペインの列車爆破テロ事件後の約1カ月間に、国内の駅や学校などに「爆弾を仕掛けた」などといういたずら電話やメールが約90件あったことが、警察庁のまとめで分かった。
アルカイダを名乗るケースもあるという。

現場を閉鎖、爆発物処理班が出動したり、列車を止めて安全確認をしたり、社会的影響は無視できないとして、全国の警察は威力業務妨害容疑などでの逮捕を視野に捜査を始めた。

警察庁によれば、3月11日のスペイン列車爆破テロ事件の数日後から、いたずら電話がかかるようになった。
爆破予告の場所は、JR東京駅や新宿駅、小中学校、地下鉄、高速道路などだ。

「アルカイダだ。爆弾を仕掛けた」と日本語で話す中年男など、すぐにいたずら電話らしいとわかるものも少なくない。

しかし、駅の管理者らは「無視はできない」。その都度、警察官らが本当に爆弾がないか現場を捜索する。
ほとんどが何もなかったり、紙袋や段ボール箱があったりするだけだったが、中には本物の爆弾を装ったものもあった。

名神高速道路の彦根トンネル(滋賀県)で3月末、「爆破予告」電話があった。約20分ほど現場を通行止めにし、警察官らが捜索したが何もでなかった。

4月12日には神戸市交通局の地下鉄でも駅間を爆破するとの予告電話があった。予告時間まで15分。
上下両線で走行中の全電車11車両を約20分停止させ、指定の駅間を調べたが何もでなかった。約2,000人に影響が出た。交通局関係者は「万全を期すためだった」と話した。

4月5日には予告はなかったものの、東京駅構内のトイレの個室の棚に袋に入った不審物が見つかった。
トイレ周辺に規制区域をもうけ、一時改札口の一部も閉鎖し、爆発物処理班など約50人が出動。袋の中には粘土があり、タイマーが埋め込まれリード線2本が結ばれていた。プラスチック爆弾に似せたものだった。

東京都杉並区や世田谷区では4月に入り、幼稚園や小学校、中学などの公共施設を爆破するとの予告電話が相次いだ。
子ども約300人を近くの公園に避難させた幼稚園もある。

警察庁によると、こうしたいたずらの爆破予告は月数件ある程度。
同庁はスペインのテロに触発された極めて悪質ないたずらとみて、犯人逮捕で臨む方針という。

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