総選挙に向けて

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イタリア語の新聞

来る11月9日に総選挙が行われることがすでに決定している。
実は公職選挙法の規定によりインターネットを使った選挙運動ができないことはもとより、いろいろな面で無名な候補者が当選するにはハンディがあることをご存知だろうか?

選挙運動と言えば、駅頭の演説、いわゆるパフォーマンス、それと選挙カーからの候補者名の連呼、最後は政見放送というたぶん視聴率数%未満のアンチョコの朗読しか思い浮かばない。

つまり日頃からネットで社会情勢に関するサイトを見たり、図書館などで借りた本を読んで見聞を深めている人以外は誰に投票していいかの基準すら持てないようになっているのだ。

これはマスコミと政治家の著しい怠慢、悪く言えば既成勢力温存のための闇の契約に基づく新規参入妨害以外の何者でもない。
おまけに今のサラリーマンは会社に残った組はサービス残業、残れない組は再就職難で、もはや政治の本質に深く入り込めないようにされているのだから、21世紀のサラリーマンのほとんどは生贄でしかないのだ。

ヘトヘトに疲れて寝に帰るだけのサラリーマンにネットやハードカバーの本を読んでいる時間があるとは思えないし、失業者はそんな金すらもったいない状況下にあるからだ。

そこで今を改革するために何も考えずに投票する方法がある。
これは時と場合によっては私が実践している方法でもある。
すべての条件を満たせばいいが、ダメな場合は1から順に優先度を決めればいい。

  1. 次世代に責任を持とうとしない高齢の候補者は政治信条の如何を問わず、無条件に投票対象から外す。
    具体的には60代以上の候補者にはお引取りをいただくことになる。
    私は一般市民としての60代が現役としていることは賛成できても、公職についてもらうことは断固として拒否するからだ。

  2. 現状が気に入らないと思うならば、現職の候補者が見識あると思えない限り、対立候補に投票する。
    つまり、与野党相乗り候補と呼ばれる候補者は無条件で投票しない。
    なぜかと言えば、彼らは見識も良識もないことを自ら宣言しているからだ。
    当然ながらその対立候補が1人の場合、政治信条は一切気にしない。

  3. 駅前等で配れられる候補者のチラシを見て、E-mailアドレスすら刷り込んでいない候補者は投票しない。
    E-mailアドレスを持っているだけで、候補者がパソコンを使っていることにはならない(秘書に全面委託する人もいるから)が、少なくとも有権者の意見をE-mailで受け付けようとする意思は見受けられる。
    もちろん、WEBサイトがあり、そこに自らの手で更新しているように思えればベストである。
    つまり、これは新しいものに対して拒否反応を示さないだろうという指標になる。

いかがだろうか。
あなたも自分なりの基準を作ってそこから始めればいい。
そう、参考までに「故石井紘基衆議院議員が命を賭けた官僚総支配体制の打破」というコラムを作り始めた。まだ未完成ではあるが・・・

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