2022年7月5日、この日は私にとって記念すべき日になるかもしれない。
今まで川合式デイトレード(トリプルメソッド)をやってきて、比較的得意とする「居合抜き1分トレード」に加え、新興市場株のトレードも完勝し、こうすれば勝ち続けられるという感触を掴めたような気がするからだ。
要は、川合式デイトレード開眼という日もそう遠いことではないと思えたのだ。
居合抜き1分トレード
7月5日は、4日の日経平均先物夜間取引の終値が、26,230円と前日比50円高と、小幅なプラスで終わったが、米国市場は4日が独立記念日の祝日で休場となったものの、1日のNYダウ(Dow Jones Industrial Average)が、31,097.26ドルと6月30日の終値に比べて321.83ドル高、ナスダック総合指数(NASDAQ Composite)は、11,127.85ポイントと6月30日の終値に比べて99.11ポイント高であり、日本市場は4日に引き続き値上がりが期待された。
「居合抜き1分トレード」というのは、2022年4月4日付で掲載した「東証市場再編初日も好スタートのデイトレ」にあるように、前夜にトレード候補として抽出された東証プライム市場(旧1部)銘柄に関して、9時の寄り付き前の気配値を見て、寄り付きの成り行き売買で勝負する手法で、約定価格の0.5%から1%で利確、マイナス2%で損切というルールを持って行うデイトレードである。
MonotaRO~堅実に0.5%利確
私が「居合抜き1分トレード」で候補に選んだのは、常設銘柄の一つであるMonotaRO(銘柄コード:3064)だ。
「居合抜きツール」の形状も、買いでいくには良い感じになっていて、迷わずゴーサインを出したのだが、始値(2,143円)から1%下落したのを見て、利確ラインを1%(2,165円)から0.5%(2,154円)に落として勝負した。
結果論から言えば1%どころか、もっと取れたみたいだが、とりあえず、最初の下落からどの程度の戻りがあるか想定できなかったので、これで良しとしたい。
マネーフォワード~速攻で1%利確
5日の「居合抜き1分トレード」の候補として挙げたのは、クラウド会計ソフトで有名なマネーフォワード(コード:3994)、「居合抜きツール」の形状もよく、買いで十分にいけると思ってGOサインを出した。
結果は、始値(3,665円)から数分で1%利確ラインに到達し、8,000円の利益を得ることができた。
今までなら、これで撤収といったところなのだが、今回は新興市場株のトレードも行うことにした。
新興市場株のトレード
私のトレード方針では、「居合抜き1分トレード」の稼ぎが10,000円を超えた時点で撤収というのが暗黙の了解事項だった。
しかしながら、それだと1日の稼ぎを10,000円以上には伸ばすことができず、どちらかというと苦手だった新興市場株のトレードをどうしたものかと思っていた。
新興市場銘柄トレード適格基準 | 前日出来高比 | 前日5MA差異 | 日足形状 |
急騰傍受ツール(買い推奨) | 10倍以上 | 概ね6%以内 | 上昇基調であること |
トルネード1%ツール(空売り推奨) | 概ね7倍以内 | 10%以上 | 特に問わない |
ところが、先月あたりから新興市場株のトレードでも勝てる日が多くなってきており、今後は新興市場株のトレードをコンスタントに取り入れることによって、稼ぎを伸ばしたいと思えるようになってきた。
HENNGE~まずは0.5%利確で
「トルネード1%ツール(空売り推奨)」で、9時44分と46分に相次いでシグナル3が出たHENNGE(コード:4475)、ツール上に表示された株価の推移を見た限りでは、典型的なあざ笑い銘柄(空売り推奨なのに踏み上げられる可能性が高い)と思えた。
ところが、しばらくチャートを見ていると、9時50分前後の900円を頂点に株価が下がり始めた。
これはいけるかもと思った私は、887円で200株を売建してみた。
どこまで落ちるかわからないし、即座に反騰する可能性もあったので、利確できる時点でしようと思った結果、微益を確保して決済することができた。
この銘柄に関しては、利益の多寡より、見立てが正しいかの検証をしたかったので、11時前に870円台まで株価が下落したことで私は満足だった。
坪田ラボ~見立て通りに2%利確
「トルネード1%ツール(空売り推奨)」で、10時を過ぎてから坪田ラボ(コード:4890)にシグナルが出だした。
特に、10時28分のものはシグナル4(株価758円、前日出来高比1.15倍、前日5MA比-4.8%)なので、どうなるか見ていたところ、上髭が出て下落を始めたため、これは完璧にいけると思い、744円で成行売りを入れた。
ところで、指値をどうするかということなのだが、低位株ということで2%は大丈夫と踏んで、728円で指値をし、11時前に首尾よく決済された。
私は新興市場株のトレードに今一つ自信がなかったのだが、川合さんが言う「待つ」というのがこういうことかと納得できた一瞬でもあった。
特に、坪田ラボ(コード:4890)は、上髭という典型的な下落サインが出たのでわかりやすかったが、自分の見立てが正しかったことは満足だった。
まして、この日は地合いが良かったので、普通は買いでいくところで売りで勝負できたからね。
そして、このような日が何日かあれば、川合式デイトレード開眼と呼べるかもしれないと思った。
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