JRの一筆書きで行く川越へのエクスカーション

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高麗川駅

久々の好天となり、真夏のような暑さも出た4月22日、私は「川越の『林屋』でうな重を食べてみた」を書いて以来、4年ぶりに川越へ行ってみることにした。

横浜からなら東急東横線で、川越市行きか、森林公園行きの特急に乗れれば、1時間14分(62.4㎞:片道890円)で川越に着ける。
それをあえてJRにしたのは、一筆書きルートにして、沿線風景を楽しんでみたいと思ったからだ。

大都市近郊区間で途中下車可能なJRの一筆書きルートのチケットを発券

JRチケット

乗り鉄の人なら、JRの一筆書きチケットでどこまで行けるかトライした人もいるだろう。
ところが、大都市近郊区間だけを使うチケットを発券すると、途中下車ができない単なる乗り鉄趣味のものになってしまう。

そこで、2021年11月21日付の「千葉市内の温泉宿でステイケーション」で使った技をここでも使うことにした。
つまり、横浜から横浜線、八高線、川越線と乗って大宮まで行ったところで、新幹線を挟んで東京へ行くことにすれば、途中下車可能な2日間有効のチケットが発券されるのだ。

一筆書きの旅の始まり

高麗川駅

横浜から川越まで東横線の特急に乗れば、1時間超で行けるものを、横浜線内は快速電車に乗ったとはいえ、2時間かけて行く。

もっと早く家を出れば、あるいは、チケットを事前購入しておけば、八高線内の途中下車の旅も楽しめたのだが、思い立ったのがデイトレードの後だっただけに、川越までは単に電車に乗っているだけだった。

川越氷川神社

川越氷川神社

横浜を10時45分に出て、川越に着いたのが12時53分、さすがにお腹が減ってきたが、最初に行ったのは川越氷川神社だった。
ここに参拝した後で、川越市役所に戻り、そこからランチを含めた散策をしようと思ったからだ。

川越氷川神社

幸いに、川越駅から川越氷川神社へのバス(東武バス 川越06系統)は頻発しており、時刻表を気にしなくてもいい。
さすがに川越が埼玉県随一の観光名所であるだけに、氷川神社にもかなり参拝客がいる。

川越氷川神社

いつものように参拝を終えた後は、心身の穢れを祓う「人形流し(ひとがたながし)」をやってみる。

川越氷川神社

  1. 人形(ひとがた)に息を吹きかける。
  2. 体に撫でつける。(厄、穢れが人形に移ります)
  3. 「祓いたまえ 清めたまえ」と唱えながら境内の小川に浮かべる。

川越氷川神社

最後は御朱印をもらって神社めぐりは終わりである。
ここは年中行事も多いので、次回はそれに合わせて来るのもいいかなと思った。

川越氷川神社

ランチ@一貫

一貫

「東の鰻」と言えば、川越と言ったのは作家の高城剛氏だ。
それで私は4年前に鰻を食べに川越に来たのだが、今回もうなぎ屋を探して市内を歩いた。

一貫

そして、川越市役所バス停を下りて、少し歩いたところで見つけたうなぎ屋が「一貫」という名前の店だった。
場所は、「市役所前」交差点から「札の辻」へ行くまでの真ん中くらいにあるので、昼時には混みそうな感じだが、私が行ったのは平日の午後2時ごろだったので、店内はかなり空いていた。

一貫

ランチ限定サービスで提供されている「うな玉丼」(1,000円)にも惹かれたが、ここは初志貫徹で「うな重」(2,400円)を食する。
私の頼んだのは並ではあったが、それなりのクオリティで満足のいくものだった。

蔵造りの町並み

川越-蔵造りの町並み

ランチを終えた私は、「札の辻」から「蔵造りの町並み」を散策することにした。
22日になって、好天になり、急に暑くなったので、身体がついていかない。
それゆえに、観光客は平日とは思えないほど多く、通り沿いの店もかなり活況に満ちていた。

私は屋外でマスクなどしないが、道を行き交う人々はほぼ全員がマスク姿だ。
熱中症で倒れそうな気候の中、見ているこっちが気持ち悪くなりそうだ。

川越-時の鐘

川越で有名な「時の鐘」を撮り、さて、ここから一つ、二つ観光名所を回っていこうと思ったときのことだ。

暑さに負けたのか、腎疾患を患っているために疲れが早く出たのか、もう4年前のように元気に歩き回ることができなかった。
それにも増して、目の前を通るマスク姿の行列に、気持ち悪さが込みあげてきたのかもしれない。

川越-蔵造りの町並み

幸いなことに「蔵造りの町並み」を通るバス便も時刻表を気にしないで乗れるほど本数が多かった。
遠くからやってくるバスの姿を見た私は、一番街バス停で乗り込むと、そのまま川越駅へと向かった。

大宮から新幹線で東京へ

大宮駅

川越からJRで都心に出るなら大宮から埼京線を通って、りんかい線の新木場まで行く快速電車を使う人が多いだろう。
私の乗った川越発15時25分の快速電車も新木場行きだったので、渋谷で相鉄・JR直通線(16時38分)に乗り換えれば、もっとも楽な方法で自宅に辿り着けたに違いない。

しかし、私は大宮で下車して、湘南新宿ラインのグリーン車か、チケット通りに新幹線で帰りたかった。
そこで、新幹線の自由席特急券がいくらで買えるのか見てみたら、わずか1,000円超で買えることがわかった。

新幹線のメリットは携帯の充電ができることだ。
そこで、私は1,000円を充電代だと割り切って、酔狂にも大宮から東京まで新幹線(やまびこ366号)に乗ることにした。
東京着は16時24分、ここからは、空いている電車を乗り継いで帰るとするかな。

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