私が持っている透析病院のイメージは、転居などをしない限り、泌尿器科や腎臓内科の主治医が紹介した透析病院に生涯通院するというものだ。
実際、そうした形で通院している人は非常に多く、ほかの病院へ通うことは、遠隔地へ旅行でもしない限り稀であろう。
待遇に多少不満があっても、そんなものかと我慢して通院している人も多いに違いない。
ところが、4月19日付で書いた「海外療養費の国民健康保険負担分(7割)還付」の中で、3泊以上の国内旅行をするときに、現地で旅行透析(臨時透析)をしてもらう病院をどうやって探すのかと思っていて見つけたのが透析検索.comだった。
私が透析通院をするようになったのは、2021年7月からなので、まだ1年を経過していない。
その間、こうしてブログなどで闘病生活のことを書いているが、旅行先で透析を受けることまで考えていなかった。
ところが、2泊3日の旅行であっても、最終日になると、体調がかなりしんどくなるので、遠方へ旅行するときは1日程度、現地での透析を挟みたいと思うようになった。
これを旅行透析(臨時透析)と言うのだが、どうやって病院を探すのかと思ったら、上述の透析検索.comを使って自分で探すか、一般社団法人旅行透析で紹介してもらうかのいずれかになるようだ。
とりあえず、今回は透析検索.comを使って、神奈川県のクリニックで「個室・半個室透析」にチェックを入れたら、横浜市鶴見区にある「つるとうクリニック」がヒットした。
当クリニックでは、ご旅行やご出張された際の臨時透析を行っております。
透析中は病床間の十分なスペースと仕切り板によって、隣の方とお顔が合わないよう、プライバシーに配慮しております。
液晶テレビ、無料Wi-Fiも完備しておりますので、透析時間を快適に過ごしていただけます。
現地へ確認したところ、個室は感染症の疑いがある人の隔離用とのことなので、ウズベキスタンのように個室が一般に使われているわけではないが、無料Wi-Fiなどの設備は、基本的に今通院している病院と同じ感じなので、今後の旅行帰り(羽田空港からの帰途)の透析用に使えるかなと思った。
また、クリニックへのアクセス方法は、京急の鶴見市場駅(京急鶴見か京急川崎で普通列車に乗り換え)から徒歩、あるいは鶴見駅から横浜市営バスの矢向駅前行き(18系統)で熊野神社前下車のいずれかになる。
それと、今の透析病院の待遇があまりにも悪いと思うなら、転院を考える上でもいくつかの透析病院を体験してみるといいかと思った。
そうしないと、今時スマホを持ち込むなとかいう病院は淘汰されないのだ。
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