春の宮島~厳島神社

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厳島神社

4月9日からの2泊3日の岡山・広島旅行の最後を飾るのは宮島観光だ。

11日の広島地方の天気が雨でなければ、ゴーサインを出していたので、ギリギリの曇天で初志貫徹、宮島行きを敢行した。
雨ならば、事前予約不要とのことなので、広島平和記念資料館(12月30日、31日のみ休館)へ行っていたことだろう。

シェラトングランドホテル広島(Sheraton Grand Hotel Hiroshima)

シェラトングランドホテル広島(Sheraton Grand Hotel Hiroshima)

私が滞在しているシェラトングランドホテル広島(Sheraton Grand Hotel Hiroshima)、無料宿泊特典で泊っているので、朝食は別料金となる。

このホテルは広島駅直結なので、いくらでも外食ができるのだが、今回はホテル滞在も楽しむということにしたのと、ビュッフェレストラン「ブリッジ(Bridges)」の朝食が、前日予約だと1,800円(1,000円引き)で食べられるので、ホテルで食することにした。

シェラトングランドホテル広島(Sheraton Grand Hotel Hiroshima)

今までの例で言えば、日本のホテルのビュッフェだと、マスクにビニール手袋といった過剰な感染防止対策のもとで、料理を取りにいかないといけないので、ジュースのお代わりすら面倒なのだが、さすがにビニール手袋をしろとまでは言わなくなったようだ。

どうせなら、あと一歩、料理を取っているときに会話などほとんどしないのだから、マスクも不要にして欲しいのだが、日本のホテルでは当分無理だろうな。

広島から宮島へ

広島駅

私が宮島へ行くのに、広島から宮島口までのJRのチケットを買わなければならないと知ったとき、横浜市内から広島市内行きのチケット(5,770円:障害者割引)を宮島口(5,940円:障害者割引)までにすれば良かったと思ったのは、昨夜のことだった。
まあ、微々たる違いでしかないのだが、片道420円の運賃が、170円の差額で済んだからだ。

JR西日本宮島フェリー

宮島口駅から桟橋(フェリー乗り場)までは迷うことなく行くことができる。
広島電鉄の広電宮島口駅の方が、より桟橋に近いので、帰りはそれに乗ろうかと思ったら、所要時間がJRに比べて、倍近くかかると知って、やめることにした。(笑)

JR西日本宮島フェリー

JRの宮島口駅から宮島までは、JR西日本宮島フェリー、あるいは宮島松大汽船のいずれかになる。
どちらに乗っても、運賃は片道180円(障害者割引で90円)と差がないので、早く出る方に乗ればいいかと思う。

宮島

そう言えば、昨日も列車に乗っていて思ったのが、JR西日本は、JR東日本のように、車内アナウンスで「マスク、マスク」と言わないし、マスク警察がやってくることもなかった。
本来は協力なのだからこうあるべきだと思うのだが、一部の人の考えが異常だと言えるだろう。

宮島~厳島神社

宮島

いよいよ日本三景の一つ、宮島の観光に出発する。
平日ということで、比較的空いているので歩きやすい。

宮島

宮島には、野生の鹿が住み着いていて、あちこちで鹿たちが島内を歩いている。
ただ、奈良公園の鹿と違って、餌やりは禁止されていて、ただ遠くから眺めたり、写真や動画を撮ったりすることだけが許されている。

厳島神社

桟橋からしばらく歩くと、厳島神社の鳥居が見えてくる。
ここで自分を入れて写真を撮っている人も多いが、私は外観だけを写して次に行く。

厳島神社

遠くに見えるのが修復工事中の大鳥居か、2019年(令和元年)6月17日に始まって、未だに終わらないようで、平日というより、それゆえに空いているのかな。

厳島神社

昇殿料(300円:障害者割引あり)を払って、順路に従って歩いていく。
途中の拝殿で一通りの参拝を済ませ、お約束(!?)の御朱印をもらっていく。

厳島神社

嚴島神社祓殿と大鳥居が見渡せるところでは多くの人が写真を撮っている。
そこにいた地元の人の話では、コロナ禍前は観光客が鈴なりで、今にように余裕をもって写真を撮ることなどできなかったとのことだ。

厳島神社-大鳥居(修理工事中)

修復工事中の大鳥居、それはそれで記念になるのか。
工事が終わった後に、私が広島へ来られるとしたら、腎移植手術も終わって、もっとゆっくりと宮島も観光できるだろうか。

厳島神社

おみくじは「吉」、辛うじて良運だったと言えるだろうか。
ちなみに、旅行は「おもわしからず」(うーん)、病気「ようじょうに十分手をつくしてのち治る」、勝負事「大いによし」とのことだった。

宮島

宮島でも辛うじて桜が残っていたようで、木々の周辺では写真を撮る人もかなりいたようだ。

宮島

鹿たちも気持ちが良さそうに休憩中だ。

宮島

宮島の見どころのメインは厳島神社なのだが、そこから出ると、宮島ロープウェイの紅葉谷駅までの無料送迎バス乗り場への案内表示がある。

宮島ロープウェイは、弥山(みせん)へ行くためのもので、そこも宮島の見どころの一つになっている。
当初は、そこも行く予定にしていた私だが、とてもでないが、体力の限界が近づいてきた。
突然の腎疾患を患って早1年、これほどまでに旅行に制約があるとは、厳しいものだと思う。

御食事処 岩むら

厳島神社から桟橋へ戻る途中にあった「御食事処 岩むら」、何となく良さげだったので、ふらりと入ってみた。
頼んだのは、もちろん、ご当地名物の「あなご飯」、これにて今回の岡山・広島旅行の締めである。

御食事処 岩むら

JAL262便で帰京へ

広島空港

宮島観光を早めに切り上げた私は、フェリーとJRを乗り継いで広島へ戻り、そこからリムジンバスに乗り継いで空港へと向かった。

広島駅新幹線口を14時40分に出発するバスに乗ったので、広島空港に着いたのは15時30分だった。
当初は、JAL264便(広島 17:45-19:10 羽田)のチケット(クラスJ、障害者割引)を予約していたのだが、2時間も空港で過ごせないとわかった私は、前の便に変更できないか聞いてみた。

広島空港

このときの私はe JALポイントを使っていて、格安運賃のフライトでなかったので、空席があったJAL262に変更できた。

ただ、当初のクラスJは、中央席の1席しかなかったので、普通席に格下げしてもらった。
地上スタッフの話では、クラスJは満席に近いけど、普通席はガラガラだとのことだった。

残りの時間は、久々にカードラウンジ(ビジネスラウンジ「もみじ」)で過ごすことにした。
ここは、平日だということもあって、極めて空いていて非常に快適だった。

羽田空港第1・第2ターミナル駅

搭乗アナウンスに従って、機内へ行ってみると、クラスJは乗客が窮屈そうに座っているのに対し、普通席は3席独占状態だった。

今回のフライトはマスクでなく、フェイスシールドを付けて乗ることにした。
皮膚炎の症状で、とても1時間半以上もマスクで我慢できるとは思えなかったからだ。
ただ、フェイスシールドも長時間のフライトに適するとはとても思えず、数時間に及ぶようなことがあれば、旅行の楽しみは吹き飛び、単なる苦行と化すことは確実だった。(国際線に乗らざるを得ないときが困るのだが・・・)

羽田空港に到着した後は、スタッフの好意で京急の駅まで車椅子で運んでもらえた。
自宅に着いたのは午後8時過ぎ、心身共に疲れてはいたが、「マスク、マスク」と言われることがほとんどなかった今回の旅路は快適なものになった。

2022年4月 岡山・広島旅行のトピックス

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