腎生検を受けた日

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国際親善病院

私は去る6月1日から国際親善総合病院に入院している。

ここは、例月の整形外科通院で使っているところだが、内科検診も定期的に受けていて、4月14日の検査で腎機能の悪化が疑われるクレアチニンの値が急激に悪くなっていることがわかり、腎臓の専門医に診てもらったところ、5月27日の検診で、6月1日から緊急入院して療養することになったのだ。

国際親善病院

ここでの入院生活は、基本的に週3回(月・水・金の午後)の透析治療と、筋力低下を防ぐためのリハビリが基本的なメニューで、午前中は、理学療法士のSさんや作業療法士のKさんの指導の元、地下のリハビリテーション室で運動をしている。

今では、2019年12月10日の負傷事故後、1年間のリハビリの成果もあって、かなり歩行機能も改善し、エアロバイクに乗れるまでになったため、それを毎日20分程度やるのだが、これなら旅行先の観光のときも自転車に乗れるかな~と思ったりもした。
そう、去る3月2日付で「奇跡の旅立ちへ向けて~富嶽三十六景の新パスポート取得」を書いたときは、私の未来は前途洋々だったのだ。

一方、このときの透析治療は離脱の可能性も見据えたものであったため、シャント手術は行わずに、首のところにカテーテルを入れて行われていた。
腎機能が急激に悪化したのであれば、その原因がなくなれば、多少好転する可能性があるという見方をされていたからだ。

国際親善病院

腎機能の悪化は、通常であれば、生活習慣病として、主として不摂生が原因でそうなる患者が多いらしく、私の場合もそれが原因ではないかと診断されていたのだが、それにしてはクレアチニンの値の悪化が急激過ぎておかしいと感じた私は、別の理由があるのではないかと訴えた結果、10日になって、腎生検と呼ばれる精密検査をしてもらうことになった。

お医者さんオンラインの記事「腎生検:どんな検査?検査を受けるべき人は?検査内容や代替手段、リスク、合併症は?」によれば、

  • 腎生検は、たんぱく尿や血尿、腎機能障害をきたした際に、腎臓の中で起こっている病気の原因を詳しく調べる検査です。
  • うつ伏せになってもらい、超音波で腎臓の位置を確認しながら、鉛筆の芯ほどの太さの針を使って腎臓の細胞を取り出します。
  • 検査は入院してもらい行います。

と書かれている。
幸いなことに、私の場合は、腎臓が腎生検に耐えられるレベルだったため、この検査を行ってもらうことができたようだ。

国際親善病院

腎生検は、局所麻酔をするため、多少の痛みを我慢すれば終わるのだが、前出のコラムに、

検査後は仰向けになり6〜24時間のベッド上安静が必要となります。
検査後の飲食は寝たままの姿勢となりますが可能です。
排尿や排便もベッド上で行います。
寝たままの姿勢では尿が出ない場合もあり、尿道カテーテルを使用する場合もあります。

とあるように、午後の検査終了後、翌日の朝食までベッドから動けなくなるが辛かった。
それでも、このときは、ドクター曰く、腎生検の結果によっては、透析離脱の可能性も見いだせるかもしれないという見方がされていたことに私も一縷の望みを抱いていた。

私が幸いにして、尿量は正常だったのに加え、AGE牧田クリニックの牧田善二院長のコラム「ある日突然『人工透析です』高血圧、高血糖、高コレステロールの人が知らない”あるリスク”」に書かれていた治療法を試してもらえば、何とかなるかもしれないという思いもあったからだ。

最後になるが、お見舞いの品を送ってくれたフジヤマツーリストの野澤夫妻には、この場を借りてあたらめてお礼を言いたい。
ありがとう。

コメント

  1. 田中ひぴたです。 より:

    カルロス・ハッサンさま、
    以前川合イッケイ先生のところで、あなた様の事を知り、勝手に一ファンとして、拝見しておりました田中ひぴたです。

    パソコンも株もうまくできないので、カルロス・ハッサンさまにどうやって連絡とれるのかも、分からず川合先生のところでは、株の質問のみなので、パソコンの使い方もコメントのやりかたもわからないので、メールでなんどかお問い合わせしたのですが、まさか、入院されておられたとは、今初めてしりました。

    御身体の大変な時期にいつも居合道の居合抜きの銘柄のこととか発信されて、お元気いっぱいで余力おありなんだとばかりおもっておりました、

    まさかこのような大変なご自分の身を粉にして他の人に伝授されて神様はきっと、カルロス・ハッサンさまのことをきっとみまもりくださいますご加護がありますから必ず治りますから病は気から、心じょうぶにされて安心されてくださいね、

    いつも素晴らし学びありがとうございます。
    カルロス・ハッサンさまの1日も早いご快復心よりお祈り申し上げますはやく元気になられてくださいね、

    取り急ぎお見舞いとお礼まで田中ひぴたです。
    必ずよくなられますから、皆で応援し、カルロス・ハッサンのご活躍をご多幸祈念しておりますご快復されたらお会いできることを楽しみにしています。

    田中ひぴたです。

    • 田中さん、長文の応援メッセージありがとうございます。
      サイトというのは、ウェブサイトの略で、日本式に言うとホームページです。
      外人にホームページと言っても、和製英語なので通じないので、私はウェブサイトを書くことが多いです。

      入院生活は7月13日まで続いたのですが、これらのコラムは入院中に下書きしたあったのを出しているんですよ。(笑)

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