出典:The Guardian
去る10月12日に、関東地方で猛威を振るった台風19号が過ぎ去った後、快晴に恵まれた翌日の横浜国際総合競技場(日産スタジアム)で、ブレイブブロッサムズ(ラグビー日本代表/Brave Blossoms)は、台風の被災者に勇気を与え、日本全国に感動を呼び起こす勝利を手にしていた。(2019年10月13日 BBC Japan-【ラグビーW杯】 日本、初の決勝トーナメント進出 スコットランド破り1次リーグ全勝)
28対21、ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会の1次リーグ最終戦、スコットランド戦での勝利と、4戦全勝での決勝トーナメント進出を果たした日本代表チームは、イギリスのBBCに「強い日本、なにが彼らを変えたのか?」と言わしめるほど強かった。
私もテレビの前で、ずっと試合を見ていて、ラグビーの強豪国とここまで渡り合えるようになっていたことに感動すら覚えていた。
一方、イギリスのメディアは、日本の勝利を称えるとともに、史上稀にみる強烈な台風直撃を受けた後で、ラグビーの試合に臨む日本代表選手や、それを支え続ける裏方の人たちのことにも触れていた。
現地で取材したガーディアン(The Guardian)紙のアンディ・ブル(Andy Bull)記者が掲載した「Japan show world their defiance and skill in face of typhoon destruction(日本は台風被害に対する技量と世界の人々に果敢に戦っていることを見せている)」という記事と、それを日本語訳したTaiga氏のコラムがそうだ。
イギリスの大手新聞、The GuardianのAndy Bull記者が書いた。昨日のスコットランド戦の記事が本当に美しく、詩的で、裏方さんなどにも光の当たった素晴らしい記事だったので、皆さんに読んで欲しくてほぼ全訳しました。
ラグビーの日本代表が決勝トーナメントに進出したことは大きな偉業だ。
彼らが実力でもぎ取った勝利は、世界から賞賛されるだけの価値がある。
それ以上に、アンディ・ブル(Andy Bull)記者が、首都圏の台風被害が甚大な中で、この大一番の舞台を支えるために尽力した裏方の人たちにもスポットライトを当てたことは素晴らしいことだと思う。
本来なら、これは日本のメディア記者がやらなければならないことだと私は思う。
昨夜から始まった準々決勝、あと数時間後には、日本も南アフリカと対戦する。
果たして、ラグビーの日本代表チーム(ブレイブブロッサムズ/Brave Blossoms)は、新たな歴史の扉を開けることができるだろうか。
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