海外旅行で壊れたキャリーバッグ、海外旅行傷害保険で修理依頼の顛末

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2018年9月25日 羽田空港
私にとって、ここ最近のマレーシア旅行は鬼門なのかもしれない。

前回(2017年3月)のときは、到着初日にキャリーバッグが壊れて、帰国後に海外旅行傷害保険を請求したことを書いた。(2017年5月16日-海外渡航先で壊れたキャリーバッグの海外旅行傷害保険請求の顛末

そして、今年の9月に行ったアジア4か国(タイ・ブータン・マレーシア・インドネシア)のときは、バンコクのスワンナプーム国際空港(Bangkok Suvarnabhumi International Airport)でチェックインしようとしたときに、キャリーバッグが破損していることがわかった。

帰国便のチェックインをするときに地上係員から指摘されたので、航空会社の責任ではないという書類(免責書類)にサインするように言われて、テーピングを施したバッグに、割物注意(flagile=フラジャイル)のシールを貼って積んでもらった。

どこで壊れたのか、前日にブータン(Bhutan)のパロ(Paro)から戻ってきたときは、何ともなかったはずので、空港の荷物預かり所(left luggage counters)で壊された可能性が最も高かったが、証拠がないので、抗議しようもなかった。

2018年9月25日 羽田空港
そして、無事に荷物は羽田空港に到着、そこで私は、海外旅行傷害保険請求用の書類を作成してもらった。
これは、航空会社のスタッフが慣れているのか、何の問題もなく発行された。
これが、チェックインのときに何の問題もない場合は、原則として、航空会社の責任になるのだが、今回の場合は、彼らの責任ではないので、海外旅行傷害保険を請求するのだ。

この書類は、海外旅行中に携行品が損傷したという公的な証明なので、保険金の請求には何の支障もない。
さて、海外旅行中に携行品の損傷があった場合は、保険で修理をしてもらうことができることをご存じだろうか。
しかも、修理不能となった場合は、廃棄も先方がしてくれるので、そういった面の費用もかからない。

仮に、自分で修理を依頼した場合は、その費用の全額が補填されるわけではなく、保険金相当額が上限になるので、保険で修理が依頼できる場合は、そちらを選んだ方がいい。
この保険金相当額は、時価額といって、購入金額より使用年数分を減価償却として差し引いた金額となるからだ。
償却の目安としては、1年あたり10%の償却率で計算され、最大で50%の償却率(購入時価格の半額)となるのが一般的だ。

ここで、購入したときの領収書がないときはどうするのかという疑問があるだろう。
そうした場合は、自己申告になるのだが、ここで補償金額を吊り上げるためのデタラメを書いたりすると、保険金詐欺と疑われるのでやめておいた方がいい。

結局、私の場合は、保険請求から1か月以上の時間を経て、修理不能という連絡があり、保険金が振り込まれた。
ところで、新しいバッグをどうするかだが、今度は日本で買うことになるから、MOIERG(モアエルグ)のキャリーバッグでも買ってみるかな~

コメント

  1. 風じ より:

    こんにちは
    私も帰りに、手荷物受取コンベアーを流れてきた時にサムソナイトのキャスターが1個欠品で出てきました。
    空港会社としては、突起物は免責なので、事故報告書だけ作ってもらって帰宅。
     カード海外旅行保険会社に連絡して、保険会社修理で引取・修理・宅配となりました。
     サムソナイトは保険会社からサムソナイト修理専門の会社に送られ、なぜかキャスター4個とも新品交換でした。(キャスターの故障率が高い?)
    買って2年目なので、免責3,000円のみで済ました。
     領収書はネットの購入履歴ではと聞きましたが、自己申告でOKと言われました。
     海外旅行保険は3年前のイタリア旅行でカメラ水没で、お世話になています(笑)。

  2. カルロス より:

    >サムソナイトは保険会社からサムソナイト修理専門の会社に送られ、なぜかキャスター4個とも新品交換でした。
    あらかじめそういうマニュアルになっているのかもしれないですね。
    私のはどうにもならなくてお金だけ振り込まれました。
    まあ、直ればラッキーみたいな感じもしましたけどね。

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