日本一の清流、徳島県美馬市の穴吹川で遊んでみた

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日本一の清流・穴吹川

先日の四国旅行シリーズに関するコラムもこれで4連続となるわけだが、夏が終わらないうちに川遊びのことを書かないと、旬の時期が終ってしまうので、少し焦っていたりする。(笑)

日本一の清流・穴吹川

そこで、今日のコラムは、美馬市商工観光課曰く、日本一という清流の穴吹川に立ち寄ったことを書いてみたい。

当初の計画では、ここに来ることは全く頭になかった。
何しろ、横浜からのスタートが青春18きっぷ利用者御用達の「快速・ムーンライトながら」なのだ。

7月28日の日程は、それこそ普通列車を乗り継いで四国入りしようと思っていたところが、フト思い立って「特急・四国まんなか千年ものがたり」に乗ることになったことから、一気に予定が変わったのだ。

観光特急の大歩危到着が12時48分、一般の人なら、ここから大歩危峡(Oboke Gorge)の観光遊覧船にでも乗るところだろうが、特急の始発駅である多度津で琴平・大歩危祖谷フリーきっぷを買い足してあった私は、向かいに止まっていた多度津行きの普通列車(12時52分発)に乗り込んで阿波池田(13時18分着)へとんぼ帰りした。

日本一の清流・穴吹川
さて、ここからどうしようかというところだが、今下りた普通列車(13時35分発)に乗りなおして琴平へ行くのも悪くないが、何しろ灼熱の太陽が地面を焦がしている。

春や秋のように気候の良いときならともかく、こんな日に金刀比羅宮へ行く参道を上ったりしたら倒れてしまうだろう。(参考:2013年10月「松山城・坊っちゃん列車とこんぴらさん」

残りの選択肢は、JR徳島線に乗って、穴吹に行くことなのだが、実のところ、そこへ行けば何があるのか直前まで知らなかったのだ。
そこで、阿波池田から穴吹へ行く列車に乗っている最中に、iPhoneで調べてみると、穴吹は「うだつの町並み」が見どころの一つだった。

しかし、真夏に街歩きをするのか~と思うと、食指が動かない。
また、うだつと言えば、2010年10月の「美濃・下呂温泉の旅」で行ったところと同じではないかと思ったら行く気が失せた。(笑)
最後の決め手は、駅前に止まっていたタクシードライバーに言われた「こんなカンカン照りの日に街歩きなんかするもんじゃないよ」と・・・

日本一の清流・穴吹川
こんな感じで最終的に残った選択肢が、穴吹川で遊ぶことだった。
川遊びは、翌日のビッグスマイル-徳島小歩危アドレナリンラフティングを予約していたので、それほど水遊びを切望していたわけではないが、日本一の清流がどんなものか見てみようと思った。

私が行ったのは中流の「天神の瀬」と呼ばれるところなのだが、ここに来てみて、確かに日本一を自認するだけあると思った。
水が飲めるほど透き通っているし、スノーケリングのマスクをして魚を見ようとしている人が多いのにも納得だった。

それに、川が浅くて流れも緩く、水も冷たくないので、子供を平気で遊ばせることができるため、家族連れが非常に多かった。
子供の夏休みも残り10日余りだが、ここは関西圏からの車でのアクセスも便利なので、一度来てみたらいかがだろうか。

また、JR徳島線の穴吹駅から美馬市営バス「穴吹・木屋平線」で来る場合は、天神バス停(所要8分)下車、バス停から「天神の瀬」まで来るには天神橋を渡る必要がある。(タクシーの場合は穴吹駅から片道1,000円程度)

最後になるが、「天神の瀬」には有料駐車場のそばに「リバーサイドしでの家」があるので、必要に応じて利用するといいだろう。

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