2015年3月28日に「シティカードの売却先内定で再びクレジットカード切替プロジェクト始動」というコラムを書いて以来、いろいろ検討していたクレジットカードのリストラ(restructuring)だが、現時点では、ステータスカードとして、JALダイナースカード(年会費 30,240円)、格安年会費のカードとして、マイレージプラス・セゾン(年会費 1,620円、マイルアップメンバーズは解除)と、大人の休日倶楽部ミドルカード(年会費 2,575円)、それに海外発行分としてHSBC香港からもらった年会費無料のHSBC Premier Master Cardと、HSBC Advance Visa Platinum Cardをそのまま継続保有することにした。
3月にコラムを書いた時点では、JALダイナースカードをJALアメリカン・エキスプレス・カードプラチナか、JAL・JCBカードプラチナ(年会費はいずれも33,480円、海外旅行傷害保険は原則として自動付帯)に切り替えることを書いたが、JCBが国際的に通用度の低いクレジットカードであることがネックになり、切り替えを取りやめることにした。
それに、これらのカードに付帯して無料で入会できるプライオリティ・パス(Priority Pass)は、今年になって海外渡航の頻度が減ったため、ダイナース特典で利用できるラウンジでOKとし、あえてこだわる必要がないという決断を下した。
そういった意味ではアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード(年会費 31,320円)を来年以降保有するか否かが今後の課題とも言える。
さて、今回のコラムの本題であるシティバンクゴールドVISAカード(年会費 12,960円、前年度年間利用額30万円以上で無料)に関しては、すでに報じられているとおり、シティグループのカード事業は三井住友信託銀行に売却されることが決定している。(2015年3月31日-シティカードジャパン株式会社の売却について三井住友信託銀行株式会社と合意)
そして、かねてより懸念していたマイレージ/ホテルポイント移行サービスが継続される可能性については、9月末の受付分をもって移行サービスが終了することになるというお知らせがメールで送られてきた。(2015年8月3日-「マイレージ/ホテルポイント移行サービス」終了のお知らせ)
そうなると、私にとってこのカードを持つ魅力は、年間利用額に応じた翌年度年会費無料サービスぐらいになり、残念ながら来年には解約という決断をすることになりそうだ。
1997年7月にシティバンクに口座を開き、翌年の1998年6月にノースウエスト/シティワールドパークスVISAカード(2010年1月からデルタスカイマイルシティクラシックVISAカード、2012年3月に一律格上げによりデルタスカイマイルシティゴールドVISAカード)に入会して以来17年間のお付き合いをしてきたが、来る11月1日のシティバンクの日本撤退(参考:2015年6月16日-SMBC信託銀行:シティバンク銀行のリテールバンク事業取得に伴う新ブランド「PRESTIA」の創設について)とともに提携カードのお付き合いも終焉となりそうである。
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