日経ヴェリタス2015年1月25日号にインタビュー記事が掲載された

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日経ヴェリタス 2015年1月25日~1月31日号
去る25日に発売された日経ヴェリタス359号(2015年1月25日~1月31日号)の「海外投資 マスターへの道」という特集で私のインタビュー記事が紹介された。

一面の「円だけで大丈夫? 動く中銀 重み増すドル資産」という見出しの記事に続いて、二面の初級、そして三面の中級、上級と3ページにわたって特集記事が組まれていた。

主として、初級編はインターネット専業銀行の外貨預金、もしくは低レバレージ(1倍)のFX(外国為替証拠金取引)による資産運用、中級編は米国ETFを活用した投資、上級編が海外不動産投資と、私がお話した海外口座を利用した資産運用のことが掲載されていた。

私のコラムで言えば、初級編は「2013年4月11日-超初心者のための外貨投資入門(2013年版)」、初中級が「今日から新しい人生を歩みたい人のための投資入門講座」、そして、上級編は「HSBC香港の口座開設と活用について」と「米国証券会社(Firstrade, TD Ameritrade)の口座開設と活用について」の二点といった感じだろうか。

日経ヴェリタスの取材は、去る17日、私がちょうど都内で用事(目黒のランチオフ)があったので、それに先立って「サンマルクカフェ目黒西口店」(東証1部:3395)で行われた。

取材記者のH氏曰く、「円安下の資産防衛」をテーマに、海外の株式や債券投資、外貨預金などをやっている個人投資家にインタビューをしているとのことだった。

その中の一人に私が選ばれたのは、光栄なことに、私のブログがヴェリタス編集部の記者の目に留まったことだという。
私はこのようなことは初めてだったし、何を話したらいいのかわからなかったが、これも一つの経験だと思って取材に臨むことにした。

そこで、最初は外貨投資や米国ETFのことを話し始めたのだが、H記者の興味は私の海外口座における資産運用にあったようで、結果的に掲載された内容は海外口座を使った資産運用のことだった。

ちょうど時期を同じくして発売された香港マイタン日記の管理人である笹子善充氏の著書「今すぐ『税金大国日本』から資産を逃しなさい」が売れ行き好調なようなので、海外口座の開設に一段と拍車がかかるような感じであるが、果たして今後の日本経済はどうなることだろうか。

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日経ヴェリタス359号(2015年1月25日〜1月31日号) 「海外投資 マスターへの道 上級編」

海外に資産を移す手段は、もちろん不動産だけではない。
横浜市在住の50歳の男性は「海外に口座を持てば、いざというときの備えになる」と話す。

実際に米国の証券会社や香港の金融機関に口座を持ち、株などの取引にも利用する。
「いざというとき」とは日本経済が大混乱に陥った場合のこと。
ハイパーインフレが起こったり、国が債務不履行を起こしたりすれば、日本の金融機関に預けた資産が無事とは限らない。

預金といえども、外貨は預金保険制度の対象外で、金融機関が破綻すれば保護されない。
そういった非常時に海外口座を持っていれば「資産の受け皿として使える」というわけだ。

もっとも、現地に住んでいない日本人が海外で口座を開けるかは国や金融機関によって異なる。
条件を調べたり、手続きを進めたりするうえでは専門知識や語学力も必要。

ハードルは決して低くないが、自信のある人なら検討してみる価値はあるかもしれない。
海外には預金金利に課税していない国もある。
ただ、海外口座でも日本居住者は日本に納税する義務があり、原則的に確定申告が必要になる。
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