インドネシアのアライバルビザ(Visa on Arrival)が突然値上がりに

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デンパサール・ングラ・ライ国際空港 (Denpasar Ngurah Rai International Airport)

先週、インドネシアのアライバルビザ(VOA=Visa on Arrival)の取得代金が値上がりしたことが現地紙で報じられていた。(The Jakarta Globe on July 2, 2014 – Immigration Increases Visa-On-Arrival, Passport Fees)

7月3日以降のアライバルビザの取得代金は、7日までの短期滞在がUS$10(約1,000円)からUS$15(約1,500円)に、8日から30日までの滞在ビザがUS$25(約2,500円)からUS$35(約3,500円)となる。

日本円に換算すれば大した金額ではないが、米ドルの持ち合わせが少ない人は、到着時にちょっとした衝撃を受けるかもしれない。

なお、日本国籍者の場合、7日間のビザはビンタン島(Bintan Island)やバタム島(Batam Island)などリアウ諸島(Riau Islands)の出入国者限定であることに変わりはないと思われる。(インドネシア共和国観光クリエイティブエコノミー省公式ページ

さて、この値上がりは外国人観光客には突然降って沸いたようなニュースだったようで、様々なブログで感想が述べられている。
この改定がいかに突然だったかと言うのは、インドネシア外務省のウェブサイト(Ministry of Foreign Affairs – Visa on Arrival to Indonesia)の記述が未だに古い金額のままということにも表れている。

さすがに、在インドネシア日本国大使館のウェブサイトには「インドネシア到着ビザ(Visa on Arrival)の料金が変更になりました(7月4日)」となっているが、これからインドネシアは観光シーズンに突入するので、政府が慌てて一稼ぎしようとでも思ったのだろうか。

幸か不幸か、インドネシアではゲストハウスやツアーの代金の支払いに米ドルを使うことが多いので、全く持ち合わせがないということは避けられそうだが、シンガポールからビンタン島(Bintan Island)やバタム島(Batam Island)へ日帰りや1泊で行くような場合は、基本的にシンガポールドルだけで滞在費が賄えるが、ビザ代として米ドルも忘れずに用意した方がいいだろう。

また、空港の使用料(Passenger Service Charge)も、今年の4月1日から値上がりしており、インドネシア旅行に関してはちょっとした値上げラッシュと言えようか。(ガルーダインドネシア航空-航空保険料・燃油サーチャージ・空港使用料 Garuda Indonesia – Increase on Airport Tax)

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