つい先日、およそ5年間使い続けたauの携帯電話、Sony EricssonのW41S(2006年春モデル)をURBANO MONDに買い換えた。
決め手は海外で使える(グローバルパスポート機能付である)こと、防水機能付きであることの2点だった。
今まで携帯を海外で使うときは、auのSIMカードを、Nokiaの携帯に入れ替えて使っていたのだが、やはり不便だった。
従って、今回はそういった機能を持ったものを購入したのだが、それ以外の機能については私はほとんど頓着しなかった。
もっとも支払いも、溜まったポイントを充当し、さらに2年間使用で適用される割引などもフルに活用したので、店頭で表示された価格の5分の1程度で購入できた。
今後は、海外オフに参加するときのようにプリペイドSIMを購入する必要があるときはNokiaの携帯を使い、それ以外は日本の携帯だけで済まそうと思う。
ところで、auショップのお姉さん曰く、私のように57ヶ月(約5年間)も使われる方は珍しいんですよ、とのことで、私に言わせれば、何をそんなに携帯を買い換える必要があるのか、と思うのだが、世の人は違うらしい。
試しに職場の女性(20代)に聞くと、新型の携帯を2年間のローンで買って払い終えると、そのときに買い替えを考えるとのことだ。
まるで、かつての車のように携帯を買い換える今の人たちを見ると、携帯など話せて、メールができて、時折ウェブが見れればいいと思っている私には別世界の出来事だ。
携帯電話をローンで買い、さらに月々5桁もの通話料金を払ったりしていれば、レジャーや車の購入費用など飛んでしまうだろうな、と他人事ながらに思う。
ただ、携帯の買い替えで、他社からの乗り換え、いわゆる携帯電話番号ポータビリティ(MNP=Mobile Number Portability)のキャンペーンに乗れば、本体価格をかなり抑えることができるようだが、店頭で話をしていると、携帯電話を頻繁に買い換えることが、それほどユーザーにとって価値があるようには思えなかった。
つまり、かつての車の買い替え、金融商品で言うところの投資信託(ファンド)や株の回転売買、どうみてもこうした乗り換え商法は結果的に消費者が損するように感じるのは気のせいではない。
今、日本経済が行き詰まりを見せているが、こうした考え方に沿って不況を論証すると、日本の今までの経済発展は、新しいもの好き、付和雷同的な国民性に付け込んだ回転売買経済によるものだったのではなかろうか。
車や携帯は言うに及ばず、家電製品だってそういうことが言えるのではないか。
仮に、それが破綻したことによって不況になっているのであれば、どんな処方箋を書こうが、誰が政権を担おうが、無駄というものだ。
回転売買は消費者に損をさせる、というのが真であるならば、それによるGDP世界2位の地位が、国民を豊かにさせなかったとしても納得がいくというものだ。
コメント
携帯買い換えられたんですね!
私も、スマートフォーンの古いの使っていますが、PHSなので機種交換2年の場合、基本料金が減って、タダ同然のを使っています。
家では携帯3台+PCパケットの4機種使っていますが、料金は全部で月額7300円です。
最近流行のスマートフォーンは機能はいっぱいありますが、何の為に必要か?が問題ですが、ファッションで買っているように見えます。
タイ人も、新機種が出るたびに借金して買い換えていましたが、日本も同じようなことになっていますね・・・なにか先進国→新興国→後進国へ逆戻りしているのではないかと心配になります。
かじさん、こんにちは
>家では携帯3台+PCパケットの4機種使っていますが、料金は全部で月額7300円です。
それは安い、ですね。
私は1台で1ヶ月そのくらい使いますよ(苦笑)