Believe not much them that seem to despise riches; for they despise them that despair of them; and none are worse when they come to them. Be not penny-wise; riches have wings, and sometimes they fly away of themselves, sometimes they must be set flying to bring in more.
富を軽蔑するという人間をあまり信じるな。富を得ることに絶望した者が富を軽蔑するのだ。
そして、こういう人間がたまたま富を得ると、何よりも始末が悪い。 小銭を溜めようとさえしなければ、富は翼を持ち、時として自ら飛び去ってしまう。時としてもっと多くの稼ぎを飛ばし始めるに違いない。
イギリスの哲学者、フランシス・ベーコン(Francis Bacon)の名言だ。
実際、「金なんかなくたって」という人に限って金を持っている人はいないし、心の中では人一倍金に執着しがちだ。
あまり人前で金の話ばかりするのも大人げないだろうが、他人が金持ちになりたい、という欲求を軽蔑すれば、それは自分に跳ね返ってくるというものだ。
金に興味がないといったことを言い続けている人に限って、晩年になってうまい話にコロリと騙されるということはよくあることだ。
何でか、というと心の片隅に宿る嫉妬心なのだ。
そういう人は、テレビのブラウン管の向こう側で金持ちが何人いようが平気だが、隣人が小銭を儲けたという話を聞くと、嫉妬心がメラメラと燃え盛り、頭が真っ白になるに違いない。
今に見ていなさい私だって・・・これが陥穽にはまる最大の原因だ。
それに、成功者は人にも成功してもらいたいと思い、そうでない者は人の足ばかり引っ張りたがる。
あなたは人の成功を妬み、グチグチ言い続け、晩年に詐欺師に騙されてむせび泣きたいか。
もし、そうしたくないならば、自分が発する言葉から変えることだ。
コメント
もしかして実は、カルロスさんは大金持ちなんじゃないですか?
大金持ちになりたいですね~