エティハド航空のアップグレードオークション(Etihad Select Upgrade System)

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ドバイ

アラブ首長国連邦(UAE/United Arab Emirates)のアブダビ(Abu Dhabi)に本拠を置く国営航空会社にエティハド航空(Etihad Airways)がある。

UAEの航空会社といえばエミレーツ(Emirates)があまりにも有名だが、エティハド航空(Etihad Airways)には他の航空会社にはないユニークなシステムがある。

それは、アップグレードオークション(Etihad Select Upgrade System)と呼ばれる制度で、航空会社のウェブサイトで直にチケットを買うと、座席のアップグレード(エコノミークラスからビジネスクラスなど)の有償オファーがメール(日本語)で送られてくるという。

ちなみに、この航空会社のウェブサイトは日本語版もあるにもかかわらず、なぜか肝心な(!?)情報は英語表記だけなのだが、メールが日本語で送られて来るので応札している人も結構いるらしい。

ところで、私はエティハド航空(Etihad Airways)のチケットを買ったことがないので詳しいことがわからないが、経験者の話によると、繁忙期でなければ、リーズナブルな入札額でもビジネスクラスが落札できて、快適な空の旅を楽しむことができるという。

東京(NRT)からアブダビ(AUH)経由、ドバイ(XNB/Dubai Etihad Travel Mall)往復の運賃が、総額で15万円程度だったというから繁忙期のエコノミークラスと同等であろうか。

私もこの金額で行けるなら迷わずビジネスクラスを応札してみようかという気になる。
今まで中近東の航空会社を使う機会はあまりなかったが、来年以降、トルコや南欧方面へ行く機会があれば使ってみようか。

ただ現時点での不満は、私の持っているマイレージカードがエティハド航空(Etihad Airways)のパートナー航空会社(Airline partners)のものではないということだ。(笑)

それと中近東の航空会社を使うときにありがちな乗り継ぎ時間の長さが気になるときは「ストップオーバーのご予約(Book Stopovers)」をチェックするのを忘れないようにしよう。

幸いなことに、アブダビ国際空港第一ターミナルにあるAl Reem LoungeAl Dhabi Lounge、第二ターミナルにあるAl Ghazal Loungeプライオリティ・パス(Priority Pass)が使えるほか、料金を払えば誰でも使えるシステムになっている。

余談になるが、英語に苦手意識があると、このような有用な情報が入らないところが国際コラムニストのケビン・クローン(Kevin Clone)氏のいう「英語教育は本当に現状維持で良いのか?」にも繋がると思うのだが、いかがなものだろうか。

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